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「GARLAND」南野陽子
投稿日 : 2000/10/29 01:28
投稿者 Excalibur
参照先
ナンノの4枚目のアルバムだけど、今回はたった一曲だけの為に紹介したい。
シングル、アルバム問わず、南野陽子へ楽曲を提供した人は数多いが、実質的に「ナンノ・サウンド(そんなのあるのか?)」を構築したのは萩田光雄である。作曲家としての参加もあるが、殆どの曲のアレンジを手掛けているのだ。その特色は、壮大なアレンジ。殊にストリングスのアレンジには定評のあるところらしく、様々なミュージシャンの曲において「ストリングス・アレンジ」として参加、クレジットされることも多い。
そして、その最高傑作の一つだと個人的に信じているのがアルバム一曲めの『雪の花片(はな)』。宮下智の書いた旋律も切なさを醸し出す良いメロディーだが、これを更に叙情的に昇華せしめているのが萩田アレンジ。大仰過ぎると感じる向きもあるだろうが、常にナンノのアルバムでは悲劇的盛り上がりをみせる曲を用意していた中での集大成と言えよう。正に圧巻であった。
「その腕で私を抱きしめて/何処へも行かないと/ねぇ ささやいて・・・」という歌い出しの部分は、CMソングとしても使用されている。
因みにこのアルバムに収録されている『カナリア』という曲は、シングルとして発売された『秋のIndication』の歌詞とアレンジを変えたものである。推測だが、メロディー先行で作られ、歌詞をコンペ形式にした未使用版なのではないだろうか。
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データ
投稿日 : 2000/10/29 02:04
投稿者 Excalibur
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1.雪の花片(はな)       (作詩:田口俊/作曲:宮下智/編曲:萩田光雄)
2.昼休みの憂鬱        (作詩:小倉めぐみ/作曲:亀井登志夫/編曲:萩田光雄) 
3.メルヘン・ロード       (作詩:田口俊/作曲:木戸泰弘/編曲:萩田光雄)
4.神様がいない月       (作詩:小倉めぐみ/作曲:岸正之/編曲:萩田光雄)
5.八重歯のサンタクロース  (作詩:小倉めぐみ/作曲:萩田光雄/編曲:萩田光雄)
6.夕ぐれのロマンス達     (作詩:堀田絢/作曲:萩田光雄/編曲:萩田光雄)
7.カナリア           (作詩:戸沢暢美/作曲:萩田光雄/編曲:萩田光雄)
8.真夜中のメッセージ     (作詩:田口俊/作曲:広谷順子/編曲:萩田光雄)
9.百夜のひまわり       (作詩:小倉めぐみ/作曲:国安わたる/編曲:萩田光雄)
10.恋人達のクリスマス   (作詩:芹沢類/作曲:亀井登志夫/編曲:萩田光雄)
11.ひとつ前の赤い糸     (作詩:小倉めぐみ/作曲:岸正之/編曲:萩田光雄)
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