2006年8月9日　SE

（1）家路 (remade in 2006)
（2）君に会うまでは (remade in 2006)
（3）19のままさ
（4）散歩道 (remade in 2006)
（5）今夜こそ
（6）愛という名のもとに (remade in 2006)
（7）土曜の夜と日曜の朝 (remade in 2006)
（8）モダンガール
（9）Midnight Flight
（10）ロマンスブルー (remade in 2006)
（11）こんな夜は I miss you
（12）勝利への道 (remade in 2006)
（13）生まれたところを遠く離れて
（14）ラストダンス

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　ソロ・デビュー30周年を記念して自身が選んだベスト盤のVol.2。Vol.1は、1988年「Father's Son」〜2005年「My First love」までのアルバムから選曲したベスト盤。当Vol.2は、1976年ソロ・デビューアルバム「生まれたところを遠く離れて」〜1987年「Club Snow & Surf Bound」までのアルバムから選曲。re-make、remix等を施したベスト盤となっている。

　半数の曲がre-makeされているためか、比較的最近の浜田省吾さんの雰囲気をまとったベスト盤に仕上がっていると感じた。メロディーと曲のイメージに変わりはないものの、より落ち着きとどこか過去を懐かしむような大人の思いがエッセンスとなっていいて、”大人視線で歌う当時の曲”といった雰囲気が感じられた。

　とはいえ、残りの半数の曲は当時のままなので、歌詞の主人公の青春と、曲を聞いている自分のほろ苦い青春とが良い意味で入り交じり、甘く切ない思い出が蘇ってくるようなそんな思いを味わうことのできる収録内容となっていて良かった。

　私にとっての浜田省吾さんの歌は、高校時代の思い出と直結しており、まさにこのベスト盤に入っている曲が青春時代のBGMの一つ。片想いを抱えて過ごした日々が思い出され、うっかり切なくなるほど。大人になるまでの多感な時期の心の揺れ動きが絶妙。

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