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「神々のシンフォニー」 サラ・ブライトマン
投稿日 : 2010/09/04 17:36
投稿者 久保田r
参照先
2008年2月27日 EMIミュージック・ジャパン

(1)Gothica
(2)Fleurs Du Mal
(3)Symphony
(4)Canto Della Terra(Andrea Bocelli)
(5)Sanvean
(6)I Will Be With You (Where The Lost Ones Go)(Feat. Paul Stanley)
(7)Schwere Traume
(8)Sarai Qui(Feat. Alessandro Safina)
(9)Storia D'Amore
(10)Let It Rain
(11)Attesa
(12)Pasion(Feat. Fernando Lima)
(13)Running
(14)Forbidden Colours(日本盤ボーナス・トラック)
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Re: 「神々のシンフォニー」 サラ・ブライトマン
投稿日 : 2010/09/04 17:37
投稿者 久保田r
参照先
 5年振りのオリジナル・アルバムのボーナス・トラック入り日本盤。ボッチェリ、元キッスのボーカルのスタンレー、アレッサンドロ・サフィナ、フェルナンド・リマなど、4曲のコラボを含んだ豪華な内容。

 「シンフォニー」。日本語にすると「交響曲」というタイトルなので、クラシックの名曲をあの美しい歌声で歌い上げているアルバムだろうか…という勝手なイメージを持って聞いてみたら、想像とはまるで異なるロック調のサウンドがフィーチャーされてあるアルバムで驚いた。ともかくも(1)曲目の雷の音を思わせるイントロダクションに続き、(2)曲目の「Fleurs Du Mal」のインパクトがかなり強い。力強いドラムと華麗なストリングスが響き渡り、そこへ神の声のごとくサラ・ブライトマンの歌声が降り下りて来る美しさ。迫力あるコーラスと、隅々にまで行き渡るサラ・ブライトマンの歌声と、それを後押しする力強いサウンドは、このアルバムならではの「シンフォニー」。このアルバムは、サラ・ブライトマンの新たな側面と魅力を前面に打ち出している。

 どの曲も大きなスケールのあるサウンドとなっており、集中して音を聞いていると圧倒されるかのよう。先日、偶然にもBSでこのアルバムのライブの模様を見たが、教会で歌っているサラ・ブライトマンは、まさにディーヴァ。高く広い空間に美しい歌声が響き渡り、ドラムとギターとストリングスのサウンドも美しく、音に酔いしれるひとときを作り出していた。ゲストの男性ボーカリストとのデュエットも素晴らしかった。

 サラ・ブライトマンの歌声は、聞けば聞くほど心に染み入ってくる。最初のうちは、イメージと異なるアルバムゆえに聞き込むのを敬遠していた感があったが、日常のBGMとして聞き続けているうちに回を重ねるごとに収録曲のほとんどを何とはなしに覚えてしまった。アルバムの構成の良さ、そしてなんと言ってもサラ・ブライトマンの持つ歌声の魅力なのだと思う。

 日本盤のみ収録のボーナス・トラック(14)「Forbidden Colours」は、「戦場のメリークリスマス」のボーカル・バージョン。オリジナルは、デヴィッド・シルビアンが歌っており、男性らしい太い印象の歌声となっているが、サラ・ブライトマンの歌う「Forbidden Colours」は、対称的な女性らしい可憐な印象の歌声となっている。この曲の後、約1分間のブランクを開けて(2)「Fleurs Du Mal」のインストが約2分間収録されている。
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