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「男と女 2」 稲垣潤一
投稿日 : 2011/05/02 15:06
投稿者 久保田r
参照先
2009年10月28日 ユニバーサルミュージック

(1)雨/稲垣潤一 & 森高千里
(2)悲しみは雪のように/稲垣潤一 & 中村あゆみ
(3)世界中の誰よりきっと/稲垣潤一 & 寺田恵子
(4)真夏の夜の夢/稲垣潤一 & 岡本真夜
(5)夢の途中/稲垣潤一 & 沢田知可子
(6)けんかをやめて/稲垣潤一 & 小林明子
(7)Yes-No/稲垣潤一 & 藤田恵美
(8)フレンズ/稲垣潤一 & 遊佐未森
(9)PRIDE/稲垣潤一 & 大橋純子
(10)恋におちて -Fall in love-/稲垣潤一 & 尾崎亜美
(11)クリスマスキャロルの頃には/稲垣潤一 & 広瀬香美
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Re: 「男と女 2」 稲垣潤一
投稿日 : 2011/05/02 15:09
投稿者 久保田r
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 J-POPのヒットソングを女性アーティストとデュエットでカバーしているアルバムの第2弾。参加女性アーティストは、森高千里さん、中村あゆみさん、寺田恵子さん、岡本真夜さん、沢田知可子さん、小林明子さん、藤田恵美さん、遊佐未森さん、大橋純子さん、尾崎亜美さん、広瀬香美さんら。

 今回のアルバムも、なかなか個性とインパクトさを兼ね備えたデュエット盤となっているように思う。女性アーティストの選出もさることながら、選曲に於いてもタイトルを見た限りではデュエット向きではないような楽曲が名を連ねており、なかなか興味をそそる内容となっている。

 (7)「Yes-No」は、オリジナルはオフコースの曲で、第1弾のアルバムにもオフコースの「秋の気配」が入っていたため、新たな意外性といったものは感じないけれども、第1弾に引き続いて2枚目にもオフコースの曲が入っているという見方をすると、ちょっとした意外性がある。稲垣さんの歌声とオフコースの曲との相性、そしてアルバムコンセプトの一貫性といったものを感じるしだい。この点については、第1弾に引き続いて松任谷由実さんと竹内まりやさんと今井美樹さんの曲が入っていることにも共通する。

 第2弾のアルバムで意外な選曲と感じたのは、(2)「悲しみは雪のように」(オリジナル:浜田省吾)と(8)「フレンズ」(オリジナル:レベッカ)の2曲。この2曲は、J-POPのヒットソングという言葉で括れども、ジャンルとしてはロックに属する楽曲のため、一見デュエットに不向きのような感じを受けるのだが、意外やアルバムコンセプトに沿った巧みなアレンジにより、違和感のないデュエット・ソングに仕上がっている。オリジナルのロック色を活かしつつアルバムのカラーに合わせたアレンジとボーカルを聞くことができる。

 今回のご本人とのデュエットは、(1)「雨」。オリジナル・アーティストの森高千里さんとしっとりと「雨」を歌い上げ、アルバムの幕を開けている。今回の参加女性アーティストの中で意外性があったのが、小林明子さん。(6)「けんかをやめて」のオリジナル・アーティストは竹内まりやさんなのだが、意外なことにあたかも小林明子さんの持ち歌であるかのような吸引力がある。小林明子さんの持つ独特の柔らかさとまろやかさのある歌い方ゆえであろうか。そして、アルバムラストの稲垣さんご本人の曲(11)「クリスマスキャロルの頃には」のデュエットのお相手は、広瀬香美さん。ウインター・ソングの歌手として定評のある広瀬香美さんの歌声は、”流石”の一言。張りと伸びのある高音でメインのメロディーを歌い、そして稲垣さんがメインのメロディーを歌っている時には、控えめに低く稲垣さんの歌声をフォローしている。
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