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「THE ELEVENTH DAY 〜SINGLE COLLECTION〜」 GACKT
投稿日 : 2011/07/27 16:59
投稿者 久保田r
参照先
2010年7月21日 日本クラウン

(1)君に逢いたくて
(2)ありったけの愛で
(3)BLACK STONE
(4)Metamorphoze 〜メタモルフォーゼ〜
(5)届カナイ愛ト知ッテイタノニ、抑エキレズニ愛シ続ケタ…
(6)REDEMPTION
(7)Love Letter
(8)野に咲く花のように
(9)RETURNER 〜闇の終焉〜
(10)Jesus
(11)GHOST
(12)小悪魔ヘヴン
(13)Faraway 〜星に願いを〜
(14)LOST ANGELS
(15)Flower
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Re: 「THE ELEVENTH DAY 〜SINGLE COLLECTION〜」 GACKT
投稿日 : 2011/07/27 17:00
投稿者 久保田r
参照先
 2004年〜2010年までの日本クラウン社よりリリースされたシングル盤を網羅したアルバム。2008年「Jeasus」以降のDears盤カタログからも収録。

 GACKTさんのヴォーカル・スタイルと歌唱力、そして音楽表現をたっぷり感じることのできる内容となっているなかなかに興味深いアルバム。仕様としては単なるシングル・コレクションではあるけれど、一曲ごとに着実に楽曲の世界観を完璧に作り込み、なおかつ豊かな声量で歌い上げており、彼の内なる多様な世界の広がりと美学とロマンとドラマとが融合され、波状攻撃のごとくあらゆる角度から隙のない表現力を聞き込ませてくれるアルバムとなっている。

 GACKTさんの歌は「ガンダム」の歌から入り「仮面ライダー ディケイド」の歌を経て歌唱に引き込まれて行った私には、当アルバムに「ディケイド」の歌が入っていないことが多少残念ではあるが、この点を差し引いてアルバムを聞いてみると、アーティストとしての彼の力を真っ向から感じることができ、幅広く奥行きのある彼独自の音楽世界を聞き取ることができて良かったと感じている。当アルバムを聞いて感じたことは、"たゆまぬ変化を表現し続けるアーティスト"であり、一曲ごとの世界観の作り込みに完璧を目指しているためか、前後の曲とバランスの上でギャップはあるものの、収録曲の中に一つとして同じ印象の被っている曲がないことに感動を覚えた。これは、"アーティスト・GACKT"の持つ、内に秘める表現力の幅広さとパワーを示しているように思う。

 どの曲も世界観の完成度が高いためか、不思議と特別に気に入った曲というものはないが、GACKTさんの歌に入っていくきっかけとなった「機動戦士Zガンダム/星を継ぐ者」の主題歌(4)「Metamorphoze 〜メタモルフォーゼ〜」には、やはり思い入れがある。この曲を聞いてかっこいいと感じたことが、当アルバムを聞くことへと繋がっているため。他にバラードあり、ハードな曲あり、軽快な曲ありと、GACKTカラーに包まれた多角的な音楽表現が惜しみなく詰まっている。"アーティスト・GACKT"への入り口に適しているアルバム。
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