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「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2」 宇多田ヒカル
投稿日 : 2011/08/18 16:28
投稿者 久保田r
参照先
2010年11月24日 EMIミュージック・ジャパン

□ Disc 1
(1)Prisoner Of Love
(2)Stay Gold
(3)HEART STATION
(4)Kiss & Cry
(5)Beautiful World
(6)Flavor Of Life -Ballad Version-
(7)ぼくはくま
(8)This Is Love
(9)Keep Tryin'
(10)Passion
(11)Be My Last
(12)誰かの願いが叶うころ
(13)Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-

□ Disc 2
(1)嵐の女神
(2)Show Me Love (Not A Dream)
(3)Goodbye Happiness
(4)Hymne a l'amour 〜愛のアンセム〜
(5)Can't Wait 'Til Christmas
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Re: 「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2」 宇多田ヒカル
投稿日 : 2011/08/18 16:28
投稿者 久保田r
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 「VOL.1」からおよそ6年8ケ月振りにリースされたシングル・コレクション第2弾。収録曲の全てと言っていいほどにタイ・アップがついており、ドラマ・映画の主題歌、CMソング、テーマソングなどメディアを通して聞いたことのある楽曲で埋め尽くされている。

 「VOL.1」と比べると格段と音の作りがスマートになり、洗練されているのがわかるし、かつ宇多田ヒカルさんのヴォーカルの表現力に深みが増し、内面に秘めた感情までもがメロディーに乗って聞こえてくるよう…と思う反面でインパクトさに於いては年を追うごとにまろみを帯びつつあるだろうか…とも感じた。

 文学をこよなく愛しているという宇多田さんだけあって、歌詞を聞き取っていると言葉のリズムと響きと選び方に独自のこだわりがあるように感じられる。そこが、最大のよさだろうと思うが、時に伝わりにくい言葉の繋がりで詞を紡いでいる時がある。その点が文学的でもあり、宇多田さんの特長でもあり、これからの変化を期待したいところ。宇多田さんほどの類い稀なセンスの持ち主であれば、必ずや変化という名のもとに成長の過程を音楽的表現で知らしめてくれるものと信じている。

 アルバム「ULTRA BLUE」にハマった私としては、(8)「This Is Love」(9)「Keep Tryin'」(10)「Passion」の3曲の流れに強いインパクトを感じる。(11)「Be My Last」(12)「誰かの願いが叶うころ」の2曲も同アルバム収録曲であるが、「Be My Last」の曲が独立色の濃い曲であるため、楽曲の流れを重視してアルバムを聞いた場合に(8)〜(10)の3曲の流れが実に心地いい。中でも(10)「Passion」は、特別に気に入っている曲。

 活動休止に入っている宇多田ヒカルさんだが、その期間に色々な感情や様々な社会の動きを吸収し、いつの日かきっと新しい音楽を聞かせてくれることを願っている。宇多田さんの感性は、表現することを求めてやまないことと思うし、それを待ち望んでいるファンもきっと多いことと思う。
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