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「歌鬼 3/阿久悠×青春のハーモニー」
投稿日 : 2011/08/22 17:41
投稿者 久保田r
参照先
2010年7月14日 NAYUTAWAVE RECORDS

(1)また逢う日まで/STARDUST REVUE
(2)あの鐘を鳴らすのはあなた/The Gospellers
(3)五番街のマリーへ/INSPi
(4)もしもピアノが弾けたなら/JULEPS
(5)青春時代/AJI
(6)学園天国/TRY-TONE
(7)勝手にしやがれ/AJI
(8)狙いうち/RAG FAIR
(9)宇宙戦艦ヤマト/RAG FAIR & INSPi
(10)泣き方を知らなかった/中西圭三
(11)鳥の詩/JULEPS
(12)白いサンゴ礁/STARDUST REVUE
(13)さらば涙と言おう/The Gospellers
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Re: 「歌鬼 3/阿久悠×青春のハーモニー」
投稿日 : 2011/08/22 17:42
投稿者 久保田r
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 阿久悠さんのトリビュート・アルバム「歌鬼(Ga-Ki)」の第3弾。全編ア・カペラによる美しいハーモニーにて歌われており、詞の力と歌声の力を篤と聞くことのできる内容。

 ア・カペラだけに全曲が聞き応えあり。それだけに歌詞が前へと押し出されているような力強さを感じる。阿久悠さんの作り出す言葉のリズムと言葉の力が、メロディーに乗ってまたとない強さを得て真正面から響き渡っている。曲によっては、ア・カペラ演奏による音楽表現に凝っているものもあるが、おおむねは阿久悠さんが紡ぎだした美しくも力のある言葉の数々がきれいに歌い上げられている。歌とは、心の言葉をメロディーに乗せたものだということがしみじみと伝わる温もりのあるアルバムとなっている。

 順を追って丁寧に聞いていくと、一曲ごとのドラマが見えて来るような気分になる。中でも印象に残ったのは(3)「五番街のマリーへ」。この一曲の中に、とある家族の人生が見えるような広がりがある。(2)「あの鐘を鳴らすのはあなた」は、やはり壮大さが心地いい。(10)「泣き方を知らなかった」は、中西圭三さんの持ち歌。本人が歌っているためか、他の曲と比べてインパクトさが異なる。(9)「宇宙戦艦ヤマト」は、RAG FAIR & INSPiの二つのア・カペラグループが歌っている。出だしは、悲壮的な雰囲気のゆっくりとした歌い方となっており、1フレーズ後にいつものテンポとなる。アニメのドラマが思い浮かぶようなドラマ性のあるアレンジとはなっておらず、純粋にハーモニーの重なりによる音楽表現を楽しむことのできるア・カペラ・アレアンジとなっている。
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