トップページ > 記事閲覧 
「TECHNODON LIVE」 YMO
投稿日 : 2011/11/30 15:12
投稿者 久保田r
参照先
1993年8月25日 東芝EMI(株)

(1)BE A SUPERMAN
(2)NANGA DEF?
(3)FLOATING AWAY
(4)DOLPHINICITY
(5)I TRE MERLI
(6)HI-TECH HIPPIES
(7)CASTALIA
(8)BEHIND THE MASK
(9)LA FEMME CHINOISE/中国女
(10)WATER FORD
(11)CHANCE〜RYDEEN ENDING
(12)TONG POO/東風
(13)FIRECRACKER

記事編集 編集
Re: 「TECHNODON LIVE」 YMO
投稿日 : 2011/11/30 15:12
投稿者 久保田r
参照先
 1983年の”散開”から10年の時を経て1993年に”再生”したYMOの1993年6月10・11日に行われた東京ドームのライブを収録したアルバム。収録は、6月11日。

 構成は、アルバム「TECHNODON」から8曲と、往年の曲が5曲+1曲といったところ。主に前半に当時のニューアルバムである「TECHNODON」の曲で占め、後半にはファンになじみ深い曲を多く演奏している。”再生”とはいえ、ニューアルバムの曲をメインとしたライブで、当時のシングルカット曲である「ポケットが虹でいっぱい」が入っていない点が若干不思議にも思えるが、その辺りが当時のYMOのメンバーの”再生”活動に対するスタンスと心境が伺えるような気もする。

 ライブ・アルバムというと、ステージと会場の熱気が音とともに収録され、オリジナル・アルバムにはない独自の空気感までもが感じられるものがほとんどであるけれど、当ライブ・アルバムは、熱気というよりもクールという言葉が似合う、分かりやすい言葉で表現すると淡々とした演奏のライブ盤となっている。「TECHNODON」がそういうムードのオリジナル・アルバムであるため、ライブに於いてもそういう空気感を持った演奏になっているのだと思うが、往年の曲のライブ演奏も含め全体的に抑制の効いた都会的なクールさに満ちた音楽となっており、ここに10年の月日の変化を音で感じ取るようなそんなライブ演奏となっている。

 だが、YMOらしいグルーブ感はきっちりとしっかりと入っている。往年の曲の演奏はもちろんのこと、新曲にもかつてのYMOの音を彷彿とさせるメロディーやリズムがしっかりと鳴っており、YMOブランドは変わっていない。私は、収録日の前日となる10日のライブに行ったが、東京ドームの大きなステージの上にある大きなスクリーンに映し出されるコンピュータグラフィックスの映像を背景に演奏するYMOのメンバーの姿はやはりクールだった。その時のライブのクール感がこのアルバムに収録されている。
記事編集 編集
件名 スレッドをトップへソート
名前
メールアドレス
URL
画像添付


暗証キー
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント





- WEB PATIO -