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「BOOTLEG」 米津玄師
投稿日 : 2020/06/30(Tue) 16:27
投稿者 久保田r
参照先
2017年11月1日 SME Records

(1)飛燕
(2)LOSER
(3)ピースサイン
(4)砂の惑星(米津玄師 + 初音ミク)
(5)orion
(6)かいじゅうのマーチ
(7)Moonlight
(8)春雷
(9)fogbound(米津玄師 + 池田エライザ)
(10)ナンバーナイン
(11)アリス
(12)Nighthawks
(13)打上花火
(14)灰色と青(米津玄師 + 菅田将暉)
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Re: 「BOOTLEG」 米津玄師
投稿日 : 2020/06/30(Tue) 16:31
投稿者 久保田r
参照先
 自身最大のロングヒット曲となった「Lemon」の4ケ月前にリリースされたオリジナルアルバム。シングル4曲に、ハチ名義で発表した曲のセルフカバー等を含む全14曲を収録。

 齢50代の自分からすると「Lemon」のヒットの凄まじさから、古臭い表現で申し訳ないが”現代のシンデレラボーイ”という印象なのだが、経歴を見るとメジャーデビューの前にハチ名義でインターネットを中心にクリエイターとして活躍し、若者を中心にその名は周知されており、ごくごく当然の流れでメジャーデビューとなり、今では実績を伴った実力派アーティストとして大活躍をされている。

 当アルバムは「Lemon」の前にリリースされたものではあるが、収録曲のどれもがアレンジが巧みで世界観がきちっと構成されており、且つ切れ味のよいボーカルに自然と惹きつけられる魅力あるアルバムとなっている。

 アルバムの出だしとなる「飛燕」の軽快なギターの鳴りは掴みとしてはインパクト十分であるし、続く「LOSER」のキレキレのリズム感とサウンドの響きに一気に惹きつけられ、その後に続く楽曲の数々の多彩な表現にアーティストの引き出しの豊かさを感じる、まさに時代の寵児の名に相応しい仕上がり。

 時代を象徴するサウンドと共に注目したいのが、歌詞。聞いた瞬間に”負”をイメージするワードが発せられてドキッとするが、曲として聞いているとそれが”愛”であったり”正”のイメージ”として使われていることに気づくと、類を見ない個性を感じることができる。歌詞、メロディー、サウンド。どれをとっても”米津玄師”にしかない音楽で出来上がっている。アーティストの独自性の何たるかを堪能できる一枚。
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