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「SHAKE THE FAKE」氷室京介
投稿日 : 2001/04/27 23:06
投稿者 久保田r
参照先
1994年9月26日 東芝EMI(株)

(1)VIRGIN BEAT [Re-mix](ホッピー神山)
(2)BREATHLESS(佐橋佳幸)
(3)SHAKE THE FAKE(佐橋佳幸)
(4)LOST IN THE DARKNESS(ホッピー神山)
(5)HYSTERIA(ホッピー神山)
(6)FOREVER RAIN(ホッピー神山)
(7)DON'T SAY GOOD BYE [Re-mix](ホッピー神山、西平彰)
(8)DOWN TOWN ARMY(ホッピー神山、西平彰)
(9)LONESOME DUMMY(西平彰)
(10)BLOW(西平彰)
(11)TRUE BELIEVER(ホッピー神山)

作詩:松井五郎 作曲:氷室京介&ホッピー神山(TRUE BELIEVER)

※曲名の隣の()は、その曲のプロデューサー名
 
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聞こえて来るもの…
投稿日 : 2001/04/27 23:13
投稿者 久保田r
参照先
このアルバムには、3人のプロデューサーがクレジットされていて、「DON'T SAY GOOD BYE」「DOWN TOWN ARMY」の2曲に至っては、ホッピー神山さんと西平彰さんのWプロデュースという、少々珍しい形となりました。
このアルバムの発売日、私と同じ氷室京介ファンの友人から「都合がつかなくて今日買うことが出来なかった。どんなアルバムになってる?」と、電話があって、私は「何かちょっと大変な感じ」と答えて、友人から「何それ?」と、笑われてしまったことがあります。
氷室京介のソロ活動は、BOΦWYという巨大な功績を背負ってのスタートで、彼は常にバンドでは出来なかったことをソロならではの自由さでもってアルバムを作り出して来ました。このアルバムの3人のプロデュースという試みも、氷室京介の新たなる試みということになるのですが、初めて聴いた時に思った正直な感想が”彼はどこへ行こうとしているのだろう”でありました。
「VIRGIN BEAT」は、彼のシングルに相応しいビート感ある曲ですし、「LOST IN THE DARKNES」「FOREVER RAIN」は、ドラマチックでスケールの大きい曲作りとなっていますし、その間にある「SHAKE THE FAKE」ではかっこいいロックを聴かせてくれ、「LONESOME DUMMY」では大人の色気ある歌詞を歌い、「TRUE BELIEVER」で爽やかな中にもどこか切なさを含んだ雰囲気の曲で締めとなっています。
1枚のアルバムに詰められた様々な表情の氷室京介。1枚のアルバムに詰められた3人のプロデューサー。そして、私が感じた”彼はどこへ行こうとしているのだろう”。これらが、私には氷室京介の葛藤を表しているように感じました。そして、これらの答えはこれから出されるアルバムで彼自身が答えを出して行くのであろう、とも思いました。このアルバムは過渡期のアルバムかもしれないと…。
彼のソロアルバムの中で、このアルバムの完成度はどの辺に位置するのかは分りませんが、私的なことを言えば、私はこういったアルバムこそ、一人のアーティストを聴き続ける上で欠かせない1枚だと思っています。このアルバムに刻まれている音以外の氷室京介の想い、心情。これらが聞こえて来そうなアルバムです。
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