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「INTRO III」徳永英明
投稿日 : 2001/06/08 23:27
投稿者 久保田r
参照先
2001年2月28日 King Record

(1)もう一度あの日のように『Nostalgia』
  作詞:徳永英明/作曲:徳永英明/編曲:瀬尾一三
(2)僕のそばに『Nostalgia』
  作詞:徳永英明/作曲:徳永英明/編曲:国吉良一
(3)魂の願い『Nostalgia』
  作詞:徳永英明/作曲:徳永英明/編曲:国吉良一
(4)永遠の果てに『太陽の少年』
  作詞:山田ひろし/作曲:徳永英明/編曲:国吉良一
(5)未来飛行『太陽の少年』
  作詞:徳永英明/作曲:徳永英明/編曲:国吉良一
(6)ROUGH DIAMOND『Bless』
  作詞:山田ひろし/作曲:徳永英明/編曲:西脇辰弥
(7)Rainy Blue〜1997 Track〜『Ballade of Ballade』
  作詞:大木誠/作曲:徳永英明/編曲:瀬尾一三
(8)青い契り『honest』
  作詞:徳永英明/作曲:徳永英明/編曲:瀬尾一三
(9)僕のバラード『honest』
  作詞:徳永英明/作曲:徳永英明/編曲:瀬尾一三
(10)オリオンの炎『remind』
  作詞:徳永英明/作曲:徳永英明/編曲:瀬尾一三
(11)MEMO『remind』
  作詞:徳永英明/作曲:徳永英明/編曲:瀬尾一三
(12)種
  作詞:徳永英明/作曲:徳永英明/編曲:瀬尾一三
(13)call
  作詞:徳永英明/作曲:徳永英明/編曲:瀬尾一三
(14)輝きながら・・・『BIRDS』
  作詞:大津あきら/作曲:鈴木キサブロー/編曲:川村栄二

※曲名の隣の『』内は、その曲が収録されているアルバム名。
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3枚目のベスト
投稿日 : 2001/06/08 23:28
投稿者 久保田r
参照先
徳永さんはデビュー15周年を迎え、この『INTRO III』は、彼のベストアルバムの3枚目となります。
1枚目は、デビューからCMに流れてヒットソングとなった「輝きながら」までが収められていて、やはりそこまでの彼自身の成長振りと言いますか、デビューしてすぐの彼が急速に色んな物事を吸収している、といったような若さを感じることが出来るアルバムです。2枚目は、ポップス的な明るさとエンターテイメント性が彼の歌にマッチした時期で、彼自身最も心身共に乗っていた時期であります。そしてこの3枚目『INTRO III』。
15周年を迎え、数々のヒット曲を持ち、バラードシンガーとしてもその名を定着させたほどのキャリアのあるアーティストのベストアルバムですから、安定した力のある、ある意味安心して聴くことの出来るアルバムとなっているであろう、という大方の見方は合っているかとは思うんですが、前作『INTRO II』以降に大きく体調を崩し、その作用から精神的にもどん底まで落ち込んだ時期に作られた曲から、その後自身の結婚と子供の誕生という人生の転機を迎えた時期に作られた曲、そして、レコード会社の移籍に絡む環境の変化とそれに伴っての幾つかの試みを兼ねた曲作り。それらのことを踏まえて、何の作為もなくリリース順に並んでいるこの曲順を見て行くと、デビュー当時の激動さに匹敵するほどの変化を感じ取ることが出来るアルバムである、と、私は思いました。
ここで気付くのは、(7)番目に入っている「Rainy Blue〜1997 Track〜」と(14)番目の「輝きながら・・・」です。「Rainy Blue」は、彼のデビュー曲で『INTRO I』『INTRO II』と欠かさず入っている曲です。この曲が(7)番目に入っているのは、おそらく「輝きながら・・・」を入れる関係上、所謂昔のLP盤で言う所のA面とB面の区切りの意味合いでこの位置に入ったと思うのですが、ここで考えてみたいのは、(14)番目の「輝きながら・・・」です。この曲はCMが縁でヒットした曲ですが、作詞、作曲共に徳永さんではない別の方が作っていらっしゃいます。この曲のヒットで、私は徳永さんを知ることになりましたし、同様の方も多くいらっしゃることと存じます。しかし、時としてそういうアーティストがいらっしゃるように、彼はしばらくこのヒット曲から距離を置くことになります。年月を経て、彼は再びこの歌を歌えるようになるのですが、今回このアルバムに収録となったのも、そういった彼の心境の変化と、この歌を聴いたことのある多くの方に今回の『INTRO III』を聴いて貰いたい、という願いが込められているのではないだろうか、と私は感じました。
収録となっている曲の中で好きな曲はたくさんあります。私なんかは、シングルとしてドラマチック性が高く重みのある曲として(8)番目の「青い契り」が好みなんですが、私より若いファンの中にはこういった曲はあまりに重くてしっくり来ない、という方がいらっしゃるようです。そういうファンの方は、(11)番目の「MEMO」などがお気に入りのようです。このことからも、彼のバラードシンガーとしての表情や表現が様々な角度から見ることが出来るアルバムであることが分ります。彼は今後どのような方向に行くのであろうか、と、興味を惹かれるアルバムであります。彼の歌を聴いたことのある方にぜひ一度───。
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