2004年11月24日

（1）思いが重なるその前に…
（2）jealousy
（3）言わない関係
（4）君が僕に憑依した！！
（5）瞳をとじて
（6）青春デイズ
（7）style
（8）signal
（9）鍵穴
（10）nostalgia
（11）キミはともだち
（12）センチメンタル

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＞格段と歌と曲に落ち着きが出たように感じました。

激しく同意です。
何枚か彼のアルバムを聞いた事がありますが
このアルバムは色々な所をまわって、帰ってきたという感じがします。
なんだか、すごくしっくりきます。

ここ最近のシングルはスローなバラード系の曲が多くて
こっちの方が浸透している気がしますが
私は、(2)曲目や(6)曲目のような
アップテンポで渋めな曲こそ
平井堅らしさが出てるんじゃないかなと思います。
そう言った意味でも、このアルバムは「待ってました！」といった感じの1枚でした。

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　「ねぇ　そんなことを〜」のアカペラで始まるアルバム。1曲目の出だしの緊張感に平井さんのこの声が聞こえて来たら、瞬時にして平井堅の世界に引込まれます。

　（1）曲目に『思いが重なるその前に…』が選ばれているのは、なかなか良い選曲だと思いました。真ん中に大ヒットした『瞳をとじて』を挟み込んで、全体的に聴かせるアルバム作りになってます。得てしてアルバムの中にシングルで大ヒットし過ぎた曲を組み込むとなると、その曲順に苦労の後を感じたりしますが、そこは、キャリアを積んだ平井さんの歌唱が見事に全体を引っ張ってます。スローな曲の歌唱に定評のある平井さんですが、アップテンポの曲もしっかりと歌詞を歌い込んでいますので、全体的なバランスが良くとられています。

　平井さんのアルバムを聴くのは、デビューアルバム以来の2枚目なのですが、格段と歌と曲に落ち着きが出たように感じました。大人の余裕を感じさせつつ、これから伸びゆく可能性をも感じました。歌い込むほどに深みを増して行く平井さんの歌唱。彼の歌声のみに頼らない、音作りをも併せたトータル的な伸びを、今後も更に期待したい、と、感じたアルバムでした。

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