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「The Back Best」 柴咲コウ
投稿日 : 2008/10/14 18:38
投稿者 久保田r
参照先
2008年3月12日 UNIVERSAL J(P)(M)

(1)memory pocket -メモポケ-
(2)風の果て(RUI)
(3)浮雲
(4)graybee
(5)one's heart
(6)色恋粉雪
(7)帰り道
(8)忽忘草
(9)interference
(10)泪月 -oboro-(RUI)
(11)漆黒、十五夜
(12)忘却
(13)no fear
(14)分身
(15)小さな部屋 ※ボーナストラック
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Re: 「The Back Best」 柴咲コウ
投稿日 : 2008/10/14 18:38
投稿者 久保田r
参照先
 「Single Best」(レビュー→http://chaos-i.com/review/album/patio.cgi?read=66&ukey=0)と同日リリースされたもう一つのベスト盤。カップリング曲を中心に構成されており、選曲は、柴咲コウさん本人によるもの。「Single Best」と併せると強力ベスト盤の完成。

 正直な話、私はこちらのベスト盤の方が好み。A面のみを集めた「Single Best」は、ベスト盤の王道ということでぜひ押さえておきたいアルバムだが、A面ほどインパクトさを狙わないラフな作りのカップリングの曲の方が、潜在的な歌の魅力が表れていて私的には好み。このアルバムは、力みのない落ち着いた歌唱の柴咲コウさんの歌唱が全体に満ちていてゆったりとした気分で聞くことができる。

 柴咲コウさんは、雰囲気を伝える表現力が上手い人であるので、女優としての演技力はもちろん、台詞はなくとも画面に映っているだけで存在感が伝わって来るし、歌であっても一曲ごとの歌の雰囲気が伝わって来る。表現者として演じることと歌うことに差のないバランスの良さが魅力。

 アルバムとして気に入っているので、思い入れのある曲というのは特にないが、それでも一曲を特に挙げるとしたら(10)「泪月 -oboro-」。「月のしずく」のカップリング曲で、歌詞に使用されている日本語が美しい。古語的表現と現代語的表現が、柴咲コウさんの歌唱で一本にまとまり流れるように響いてくる。メロディーとの相性も良く、何度聞いても聞き惚れる曲。
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