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「VOCALIST 3」 徳永英明
投稿日 : 2007/10/24 17:11
投稿者 久保田r
参照先
2007年8月15日 UNIVERSAL SIGMA(P)(M)

(1)恋におちて -Fall in Love-(小林明子)
(2)PRIDE(今井美樹)
(3)桃色吐息(高橋真梨子)
(4)わかれうた(中島みゆき)
(5)やさしいキスをして(DREAMS COME TRUE)
(6)Time goes by(Every Little Thing)
(7)たそがれマイ・ラブ(大橋純子)
(8)元気を出して(竹内まりや)
(9)ENDLESS STORY(REINA starring YUNA ITO)
(10)まちぶせ(石川ひとみ)
(11)月のしずく(RUI)
(12)迷い道(渡辺真知子)
(13)CAN YOU CELEBRATE?(安室奈美恵)

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Re: 「VOCALIST 3」 徳永英明
投稿日 : 2007/10/24 17:11
投稿者 久保田r
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 女性アーティストの名曲をカヴァーしたアルバム第3弾。リリースごとに評価が高まり、第3弾で満を持してブレイクした感のあるアルバムとなっている。

 徳永さんはもともとバラードに定評のあるアーティストだったので、女性アーティストのカヴァー・アルバムというと良い仕上がりになるのは大方の予想がついていたというか、ど真ん中過ぎて決め過ぎではないかと思うところがあって、実のところ食わず嫌いをしていた。彼の自ら作詞・作曲するアーティストとしての姿勢を強く支持していたので、一連のカヴァー・アルバムには興味はありつつも聞くまでには至らなかった。しかし、各音楽番組がこぞって取り上げていたり、結婚披露宴会場のBGMに使用されているとの情報を耳にしたり、レンタル店で目の前で若い女性が「VOCALIST」シリーズをまとめて借りて行くのを見ると、これは食わず嫌いをしている場合じゃないかも知れん…と少々の焦りを覚えて聞いてみた。

 聞いた直後の感想は「良かった」の一言。確かに食わず嫌いをしている場合じゃなかった。このアルバムを聞かなかったら、私は今後彼のファンであることを公言できなくなるところだった。「VOCALIST」と断言するだけの彼のアーティストとしての自信と姿勢がストレートに込められているアルバムだった。

 大きな長所は、アルバムのトータル・バランスが良いこと。(1)曲目からラストの曲まで、統一感のあるアレンジでバランスよくまとまっている。収録されている曲は、どれもヒット曲ばかりなので、曲に合わせてアレンジを施すと、通して聞いた時に濃い味付けにすぐにお腹一杯になってしまうが、程よく力を抜いたヴォーカルとアレンジが全体的なバランスを保っていて丁度良い。これはひとえに”ヴォーカリスト・徳永英明”の力量によるものだと思うが、アルバム全曲を自分の持っている力で一定して保っているので、安心感のある仕上がりとなっている。

 このアルバムは、どれか1曲ではなく、通して聞くことをおすすめする。ランダムで聞くのも良いかも知れないが、曲順にもバランスの良さがあるので、(1)曲目から順に流すように通して聞くことで、いつの間にか心に染み入るアルバムとなっている。ヴォーカリスト、そしてアーティスト・徳永英明がさりげなくきっちりと自分の力量でまとまっているおすすめのアルバム。
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