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「SEA IS A LADY」 角松敏生
投稿日 : 2006/06/14 13:37
投稿者 久保田r
参照先
(1)WAY TO THE SHORE "ERI"
(2)SEA LINE "RIE"
(3)NIGHT SIGHT OF PORT ISLAND "MIDORI"
(4)SEA SONG "NAOMI"
(5)SUNSET OF MICRO BEACH "SATOKO"
(6)OSHI-TAO-SHITAI "KAORI ASO"
(7)52ND STREET "AKIKO"
(8)THE BASS BATTLE "CHAKO"
(9)MIDSUMMER DRIVIN' "REIKO"
(10)LOVIN' YOU "SAWAKO"
(11)SEA SONG
(12)JUNE BRIDE
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Re: 「SEA IS A LADY」 角松敏生
投稿日 : 2006/06/14 13:37
投稿者 久保田r
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 角松敏生のアルバムの中で最もお気に入りのアルバム。ヴォーカリストでもある彼の数あるアルバムの中で唯一全編インストゥルメンタルであるこのアルバムを”最もお気に入り”として紹介するのは、他のアルバムに対して些か躊躇いもありつつ、こればっかりは個人的好みということで、私的に最も気に入っているアルバムということで紹介。

 今から約19年前に出たアルバムなので、曲の雰囲気、アルバム全体の雰囲気、そしてタイトルにバブル景気に沸いていた頃の名残を感じることが出来る作りとなっている。かと言って、金に飽かせた表面的なゴージャスさを匂わせているアルバムではなく、目に見える表面的なノリはバブル期の華やかさではあるが、1曲1曲は明確なコンセプトを持って奏でられているので、世相が変わってもアルバム自体の本質は失われることのない名盤。

 アルバム自体の明確なコンセプト、そして1曲1曲のしっかりとしたメロディー。ヴォーカルの代わりに雄弁に語るギターがグルーヴ感を伴って押し寄せて来るので、聴いているとまるで音楽の波をサーフィンしているような気分になる。「海」の「SEA」と「彼女」の「SHE」を掛けたシャレっ気のあるアルバムタイトルは、まさしく海と海を舞台に繰り広げられるロマンスを表している。爽やかな夏の海の雰囲気を全体から感じることが出来る。

 勢いに乗った曲たちで構成されているアルバムだが、ラストの「JUNE BRIDE」で明るいしっとりとしたハッピーエンドを迎える。真夏に生まれた恋が育ち、時を経て、花嫁が幸せになると言い伝えのある”JUNE BRIDE”となる。恋愛の谷間を省略している本アルバムだが、それはアルバムのコンセプトで、現実をしばし忘れさせるプラス思考のみで描かれている幸福感のあるアルバム。音楽に出来る最良のラブストーリーを実現している。尚、この「JUNE BRIDE」は、アルバム「TEARS BALLAD」に歌詞の付いた本人ヴォーカルのバージョンがある。
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