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「星に想うスターシャ」
投稿日 : 2001/12/26 23:14
投稿者 梶原正義
参照先
作詩:阿久 悠/作曲:宮川 泰

文化放送「ペパーミント青春大通り」で放送されたヤマトラジオドラマの挿入歌で、B面はアルバム「交響組曲宇宙戦艦ヤマト」の「スターシャ」である。
”ハリウッド映画のサントラのような”という評釈を読んだことがあるが、イントロのブラスからして、いかにも当時のムード歌謡/演歌調である。
もっとも、そう思わせる節もある。
ロシア最後の皇帝ニコライ2世の娘と噂された”アナスターシャ”を題材にした映画「追憶」がある。ディズニー映画にもなったしルパンでも題材に取り上げられたから、この女性の名前くらいはご存知の方も多いでしょう。
この映画の主題歌が”ANASTASIA”で、実は1950年代にプレスリーと人気を二分した歌手”パット・ブーン”が歌詞をつけてヒットさせている。日本では「追憶」の邦題で発売され、やはりかなりヒットした歌だ。
この歌の中で、アナスターシャを別の星から来た神秘の美女としてその想いを綴っている。しかも、極めツケが女性ソプラノ歌手によるスキャットのコーラス。名前から”アナ”を取ったら・・・何となく悲しげな曲調もそれとなく似ている。邪推だろ!という批判はごもっともだが。
ささきいさお氏のボーカルも何となくパット・ブーン風にウェットに切々とした感じで、しかも演歌調にタメやこぶしを効かせて唄っている。珍しく一人称の歌で、その主体はヤマトキャラのうちで一体誰なのであろうか? 古代進というのが順当でしょうが、古代守でも面白いかな?
そんな訳で個人的には、スターシャのイメージとちょっと違うような気がするのだが、娘の歌も島倉千代子さんだったから(爆)、まあそんなものかもしれない。宮川先生だけにちょっと俗っぽいところがあるのもまた魅力なのだが。
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「スターシャ」
投稿日 : 2002/01/02 13:34
投稿者 Excalibur
参照先
’78年春の劇場版『宇宙戦艦ヤマト』のアンコール上映。『さらば宇宙戦艦ヤマト』の特報(告知に近いが)が流れるその劇場ロビーに、阿久悠自筆(のコピーだろうけど)と思われるこの歌の詩が掲示されていたのを思い出す。題名は確か「スターシャ」となっていたはず。
『さらば』公開前のファンの興味を繋ぐ意味での、ある種のキャンペーン・ソングのような位置付けだったのかも知れないが、ほどなく『さらば』用の楽曲(特に「テレサよ永遠に」は直系の後継者だ)が発表されたこともあり、さほど大きなムーブメントとはなり得なかった。リアルタイムで「ヤマト」ファンだった人でもこの曲を知らないか、あるいは印象に残っていない人も多いのではないか。例えばアンコール上映や『さらば』公開に合わせてこの曲用の新作映像を作ったり、パート1をダイジェスト編集した短編映像(いわゆるプロモですな)でも作って流せば、それなりの効果はあったのかも知れないが。

ところで梶原さんが書かれているラジオドラマでの使用例、私には記憶がないのですが・・・?
「ペパーミント・ストリート青春大通り」でのラジオドラマというと、『さらば』公開に先駆けてのプレビューのことだと思われますが、この中では主題歌「宇宙戦艦ヤマト」さえ未使用だったと記憶しております。重箱つつきで申し訳ないですが・・・。
また、佐々木功だったか宮川泰だったかで、パット・ブーンの「アナスタシア」を意識したというコメントを聞いた覚えもあるが、これはこじつけもあったのだろうか。
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