ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

　特にモーツァルトの音楽について語れることなどないのだが、小学生の息子が通っている耳鼻科の医師が、私が妊娠していると知った途端、自分で作ったCDをプレゼントしてくれた。

　題して『音の最先端セラピー　モーツァルト療法　vol.2』。

　「vol.2」ということは、「1」もあったと思うが、医師曰く、「モーツァルトは、胎教に最適」とのこと。「お母さんが聞くというよりも、お腹の赤ちゃんの為に聞いてあげて」とのことで、時折BGMとして部屋に流しているが、先日見た教育テレビでも、音楽の効果についての特集番組で、胎教にモーツァルトが良いという成果を発表していた。どうやら、「胎教にモーツァルト」は定着しているよう。

　モーツァルトというと、私は”優しい”というイメージがあって、それが胎教に良いのかな、と、思っているが、好きな作品としては、荒々しい部分のある『魔笛』だったりする。果して『魔笛』は胎教に良いのかどうか。うーむ。悩む。

編集