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「NUDITY/菅野美穂」 宮澤正明
投稿日 : 2001/01/09 23:59
投稿者 久保田r
参照先
1997年8月22日 (株)インディペンデンス

表紙を捲ると、『NUDITY(名)裸であること』という中表紙が始めに目に入ります。
この中に収められている写真の数々が、彼女の実生活のものであるかどうかは知らないけれど、華美な装飾が施されていないことは確かです。
彼女のこの写真集が発売された時も、ワイドショー番組などで記者会見の模様やら何やらで話題騒然となった記憶があります。私はこの写真集の発売に関する数多の噂も騒ぎも詳しくは知らないのですが、彼女が涙混じりに語った記者会見はたまたま見ていました。
その記者会見で彼女が「こういう所で泣くのはよくないですよね」のような意味の台詞を言ったことが印象に残っています。
それを見ていた私も確かに”今は泣いちゃいかん”と思いましたが、反面”いや、堪え切れないなら泣いてもいい”という気持ちもありました。
この写真集に関する何が彼女の涙に繋がったのかは、彼女本人にしか知り得ぬところですが、この写真集に収められている彼女は全身で『NUDITY』を表現していると思います。
写真というのは、それを撮るカメラやフィルムやレンズやフィルターや撮影者やその他諸々の条件によって、被写体の魅力の表現が異なります。
撮影者・宮澤正明氏は、まだ少女の影が残る彼女のどんな表情を切り取りたかったのか。この写真集は色んな意味で彼女自身の冒険であったように思います。
この写真集に収められた数々の写真から、目に見えぬ彼女の素が垣間見えるようです。
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