例によって「別冊宝島」です。”ＴＶ版『北斗の拳』全１５２話すべてを徹底解析”が謳い文句です。最近シリーズ連発しておりますな。
さてその値打ちは？というと、とりあえずＴＶ版『北斗の拳』に特化した書籍ってーのは皆無（のはず）なので、ファンなら押えておいてもいいかなぁ〜ってとこです。最近発売されたＤＶＤ−ＢＯＸの副読本って感じかな（ＤＶＤ持ってないのでよくわかりませんが）。ただ、これまたディープなマニア向けじゃありません。各回の主要なスタッフやキャスト名は載ってるけど、資料的価値はそれほどでも。せめてその回のメイン・ゲストのキャストぐらい載せて然るべきでしょう。なんでレギュラーばっか記載するかなぁ。”ケンシロウ＝神谷明”なんて毎回入れなくたっていいだろうに。
あ、それと”全１５２話すべてを”といってるわりに、１１０話以降（『北斗の拳２』になってから）はひとまとめにされてます。「ラオウが死んだからって『北斗の拳』は終わりじゃない」と宣言したページがあるくせに、これを冷遇と言わずに何とする。劇場版（実写版の方も）についてもサラっと流してますけど、これはしょうがないかな。
さて、次なるシリーズ登板作品はなんでしょうな。ＤＶＤ−ＢＯＸ発売繋がりってことで『聖闘士星矢』か『ドラゴンボール』あたり？「ジャンプ」繋がりでもあることだしね。

編集