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「嵯峨敏也」(催眠)
投稿日 : 2003/03/23 19:20
投稿者 Excalibur
参照先
松岡圭祐の小説『催眠』の主人公。カウンセラー。30代前半の、長身でがっしりした体格のスポーツマン・タイプ。敢えてSMAPの中から選ぶとするならば香取慎吾といったところか。ところが映画化の際に嵯峨敏也役に選ばれたのは稲垣吾郎。イメージも違うどころではなく、ハッキリ言って全く別人になっている。
しかし映画がヒットしたからか、それとも原作者が気に入ったからなのか、後の『千里眼』シリーズに登場する嵯峨は20代後半で痩せ型、ウェーブをかけた長髪で前髪をたらしている・・・と稲垣吾郎そのまんまのルックス・イメージ。挙句の果てには安倍晴明に扮するシーンまで存在する(勿論、TVドラマ版『陰陽師』の主演が稲垣吾郎だったからだが)。改訂版である『催眠/特別篇』でも同一イメージに書きかえられ、当初の反骨心あふれる頼れる嵯峨のキャラは姿を消し、残るは優しいけれどもちょっと情けない嵯峨像のみ。<千里眼>岬美由紀と対比させる意味では良いのかもしれないが、先に主役を張ってデビューしたのは嵯峨のほう。実直に『千里眼』シリーズの脇役に留まり続けているのはちょっと寂しい・・・。
 
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