「園崎霧彦」(仮面ライダーW)
投稿日 | : 2010/01/18 21:23 |
投稿者 | : Excalibur |
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優秀なガイアメモリのセールスマンで、その能力を買われ園崎家の長女・冴子の婿となる。旧姓・須藤。
クールでニヒルでキザな悪役キャラクターとして登場し、初登場回では後ろ姿ながら全裸を披露。日曜朝の子供番組とはとても思えない演出で、これで子供と一緒に観ているお母さん方や、大きなお友だちであるお姉さんのハートも掴んだ(?)。
その結果、ネット上では「霧彦」ならぬ「尻彦」と呼ばれる羽目に。
ナスカのガイアメモリを使用してナスカ・ドーパントに変身。
冴子が変身するタブー・ドーパント、冴子の妹・若菜が変身するクレイドール・ドーパントと共に三幹部を形成し、仮面ライダーWを苦しめた。
元々冴子と若菜の姉妹は仲が悪く、そのせいか若菜と霧彦の関係も良好とは言えない。
おまけに度重なる失敗で、園崎家の当主・琉兵衛からも軽んじられるようになるわ、冴子からもお仕置きされるわ、で段々と情けないヤラレ役のポジションへ。婿養子の悲哀を感じさせるように。
ただ段々と当人が軽い性格だということが判明し、途中で左翔太郎と意気投合したり、風都のマスコットキャラクター風都くんのデザイナーであることがわかったり、とドラマが深刻になりすぎないようにするムードメーカーのような面も併せ持つようになった。
また、野心家故に園崎家に近づいたのかと思いきや、案外本気で冴子を愛していたようで、特訓を重ねてナスカ・ドーパントの新たな力を引き出し、妻の危機に駆けつける騎士的活躍をも見せてくれた。
翔太郎がWであることを知ってからはライバル視するが、とある切っ掛けで園崎家の秘密を知ってしまう。
ナスカのメモリの副作用で余命僅かなことを告げられ、自分が利用されていたことを知った彼はWに協力し、更に妻である冴子に協力を求めるが、逆に「用済み」だとしてとどめを刺される。
最後は愛する街・風都への思いを口にし、粒子となって消えていった・・・。
霧彦が途中退場するらしいことは番組開始当初から囁かれていたが、てっきり後半ではWの味方、または第三者的立場で再登場するものと思っていたので、ハッキリと「死」が描写されたのには正直驚かされた。
何らかの形で是非再登場して欲しいし、このままで終わらせるには惜しいキャラクターなのだが、はたして・・・?