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「戦国魔神ゴーショーグン/時の異邦人(エトランゼ)」
投稿日 : 2006/07/03 15:17
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
監督:湯山邦彦
製作:徳間康快、佐藤俊彦
プロデューサー:尾形英夫、加藤博
原作・脚本:首藤剛志
企画:徳間書店、葦プロダクション
作画監督:本橋秀之

<キャスト>
レミー・島田:小山茉美/北条真吾:鈴置洋孝/キリー・ギャグレー:田中秀幸/レオナルド・メディチ・ブンドル:塩沢兼人/スーグニ・カットナル:木原正二朗/ヤッター・ラ・ケルナグール:郷里大輔/レミーの母:藤田淑子/高田由美、津田延代、飯塚正三、他

1985年 大映
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Re: 「戦国魔神ゴーショーグン/時の異邦人」
投稿日 : 2006/07/03 15:11
投稿者 久保田r
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 レミー・島田へのオマージュに満ちた作品。現在・過去・未来が平行して進行しているストーリーで、どの時代もキーポイントとなっているのがレミー。少女時代、20代、70代のレミーが描かれ、どの年齢のレミーも命の危険に晒され、それをどう乗り越えるかというところが描かれている。

 3つの年代を同時進行して描いている為か、ファンタジー要素がいつにも増して濃い。SFアニメなので元々ファンタジックではあるが、現在・過去・未来が行き来して描かれていると、どの時代が本当のレミーなのか境い目が分からなくなる。その点が敢えて曖昧に作られてあるので、どの年齢のレミーを見ても夢の住人という感じのする作りとなっている。一応メインの年齢となっているのが20代のレミーなのだが、名も知らぬ見知らぬ街で「お前の命はあと2日」と告知され、襲い来る敵に対して懸命に戦うのだが、街の様子も敵の外観もはっきりとした形ではなく抽象的に描かれているので、悪夢を見ているよう。その悪夢の中で、互いに仲間を思い遣る大人のチームワークがかっこよく描かれている。

 この作品では、メカのゴーショーグンは登場しない。レミー達だけ。ブンドルもカットナルもケルナグールもみんな仲間となっているので、彼らの活躍もその後の年齢も楽しく見ることが出来る内容となっている。ブンドルは、歳を取っても美しきものを愛でる心を忘れない気品高い格好良さであった。70代のレミーの顔を見ることは出来なかったが、カーチェイスの腕前は現役の頃のまま。レミーも格好良い歳の取り方をしていたよう。北条真吾とキリーも渋く格好良く歳を取っていた。「ゴーショーグン」は、キャラクター達の魅力が楽しい作品。レミーにスポットが当たっている当作品でもそれぞれのキャラクターの良さを味わうことが出来る。
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