トップページ > 記事閲覧 
「超劇場版 ケロロ軍曹 3/ケロロ対ケロロ天空大決戦であります!
投稿日 : 2008/12/11 16:12
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
監督:山口晋
総監督:佐藤順一
原作:吉崎観音
主題歌:「ありえないくらい奇跡」つじあやの
オープニングテーマ:「ケロッ!とマーチ2008」土田晃之・柳原可奈子

<キャスト>
ケロロ軍曹・ダークケロロ:渡辺久美子/タママ二等兵:小桜エツ子/ギロロ伍長:中田譲治/日向冬樹:川上とも子/日向夏美:斎藤千和/クルル曹長:子安武人/サブロー:石田彰/ドロロ兵長:草尾毅/シヴァヴァ:高山みなみ/ミルル:堀江由衣/ナスカ:福田沙紀/ドルル:ルー大柴、他

<ストーリー>
ケロロ達と共に世界遺産のマチュピチュを訪れた冬樹は、危ない目に遭い、そこで不思議な少女を目撃する。帰宅後、ケロロそっくりの侵略者が現れ、地球は2分で侵略される。

2008年 角川映画
記事編集 編集
Re: 「超劇場版 ケロロ軍曹3/ケロロ対ケロロ天空大決戦で
投稿日 : 2008/12/11 16:17
投稿者 久保田r
参照先
 2008年春公開「ケロロ軍曹」劇場版の第3弾。前作は、海を舞台にして夏美が大活躍したが、今作は舞台を天空に移して冬樹が大活躍する。

 今作は、「友達」がテーマとなっており、損得抜きの縛りも縛られもしない種族の壁を越えた真の「友情」を激しい戦いを通して描いている。ケロロそっくりのダークケロロは、現れるなり部下を率いて見事な手腕であっという間に地球を手中にするが、ケロロ達と”特別な何か”で結ばれている冬樹達にはダークケロロの支配が及ばず、ダークケロロは怒りを募らせていく。”特別な何か”とは、「友情」のことで、「友情」が理解できないダークケロロは、「友達のことを思うのは特別でもなんでもない!」と、ケロロと冬樹から叱責されて、戦いを通して「友達」がどういうものなのかということを覚えていく。

 ケロロ達には、それぞれペアとなる地球の友達がおり、ケロロと冬樹、ギロロと夏美、タママと桃華、クルルとサブロー、ドロロと小雪という最強の組み合わせでダークケロロに挑んでいく。ダークケロロからスーパーアンチバリアを掛けられ、他の人たちの姿が認識できなくなっても、ケロロの行動パターンを読んでガンプラがあるコロシアムに集まるシーンは感動的。「忍び」であるドロロと小雪は、お互いの姿が見えずとも共に建物の内部に侵入し、破壊工作をする。クルルとサブローもまた起死回生を賭けて大量の「クルル像」を作り、対抗する。ダークケロロが攻撃を仕掛ける度に、ケロロと冬樹たちは友達を庇いあい、より強くなってダークケロロに対して勇気を持って立ち向かっていく。友達と手を取り合って困難に立ち向かっていく様を、戦闘というシチュエーションに置き換えて「友情」の大切さを描いている。

 前作よりも戦闘シーンが多く、迫力とドキドキの連続。シリアスな作品ならば連続する戦闘シーンに胸が重苦しくなってくるが、そうならないのは「ケロロ軍曹」のコメディーのセンスの良さ。個性ある明るいキャラクター設定と、ストーリーと上手く連動したパロディーが効果的で、次々と繰り出される戦闘の激しさに引き込まれながら、楽しみながら最後まで集中力が途切れることなく見ることのできる内容となっている。

 今回のパロディーの見所は、何と言っても「ガンプラ」。ガンプラに乗ったケロロが、「ガンダム」の有名シーンを豪快にパロディーしている。ここまで来ると爽快感さえある。
記事編集 編集
件名 スレッドをトップへソート
名前
メールアドレス
URL
画像添付


暗証キー
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント





- WEB PATIO -