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「プロジェクト・イーグル」
投稿日 : 2001/09/20 23:14
投稿者 Excalibur
参照先
『サンダーアーム/龍兄虎弟』の続編、というか同一主人公の第二弾。ただ、前作からの引きもストーリー上の繋がりもコレといってないし、髪型だって違うから別人という設定でもよかったかも。もっともジャッキー・チェンが演じるキャラはみんな同じに見えるから、どっちにしろ同じことだったりする・・・?
で、ストーリーは、そのジャッキーがお気に入りだという<アジアの鷹>(もろ、インディ・ジョーンズ・リスペクトですなぁ)が、時価数兆円といわれる秘宝「ヒットラーの黄金」を求めて、スペイン、モロッコと砂漠を舞台に再び大活躍するという寸法だ。
冒頭に本編とは何の関係もないアクションの見せ場があるのは前作同様だが、ここらへんは「007」や「インディ・ジョーンズ」シリーズなどでも定番。更に今回は『ダイ・ハード』や『トータル・リコール』を意識したシーンもあって、あたかもそれらヒット作品の集大成を目指したかのようである。ここらあたりは、ハリウッドの機械仕掛け大作に対する、肉体派ジャッキーの意地なのかもしれない。

が、香港映画の特色はそれだけじゃあない。相変わらず女優が魅力的なのだ。香港映画界には美人女優が多い(ミス・コン出身者が多いから)・・・だけでなく、女優を美しく撮る職人(敢えてこういう)が多いんじゃなかろうか。今回唯一参加している日本人キャストの池田晶子(池田しょう子)を見ていてもつくづくそう思う(勿論彼女はもともと美人だ)。
今回はヒロインが3人で、香港のドゥドゥ・チェン、スペインのエバ・コーボ、それに日本の池田晶子とみんな人種が違っているのだが、それぞれチャーミングに描かれている。やっぱりこれは職人技なのではないだろうか。

そしてそしてジャッキー!! この人のアクションには不可能ということがないんだろうか?
日本だとアニメなんかで「おっ、かっこいい!」などと思うアクションを、この人の場合、実写でしかもスタントなしでやっちゃうんだからねー。
という訳で、アクション、テンポ、そして女優全てマル。文句なしの傑作!としておこう。
えっ?ストーリー? う〜ん、面白くはないけれど、ま、いいでしょ。
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作品データ
投稿日 : 2001/09/20 23:14
投稿者 Excalibur
参照先
製作総指揮:レイモンド・チョウ、レナード・ホウ
監督:ジャッキー・チェン
脚本:エドワード・タン、ジャッキー・チェン

ジャッキー・チェン
ドゥドゥ・チェン
エバ・コーボ
池田しょう子
マーク・エドワード・キング
ブルース・リチャード・フォンティン

1991年
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