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「ミッション・トゥ・マーズ」
投稿日 : 2000/11/12 22:56
投稿者 Excalibur
参照先
★今ハリウッドじゃ、ちょっとした火星ブームらしいね。
☆火星を舞台にした映画の企画が何本か動いてる。そのトップバッターがこれだね。
★しかし、なんで今更デ・パルマがSFやるんだろう? お仲間のスピルバーグに対抗する気かな。
☆なんでも、元々SF志向の強い人らしいよ。『ミッション:インポッシブル』の続編を蹴っての念願の企画らしいし。
★内容は『2001年宇宙の旅』のリメイクだって話だけど・・・?
☆そう言い切っちゃうのは乱暴だけど、確かにストーリーは似てるね。
★オリジナリティに欠ける?
☆まぁ、全体の構成が『2001年』で、雰囲気は『アビス』で、『コンタクト』風の味付けがしてあって、ラストは『未知との遭遇』や『コクーン』っぽい、という表現は出来るなァ。
★ファースト・コンタクト物の集大成だ。
☆うん、ごった煮の魅力はあるね。好き嫌いはわかれるだろうけど、さっき挙げたような作品が好きな人は要チェックだね。更に『スターゲイト』なんかも付け加えたいし。『アポロ13』も。
★主演がゲイリー・シニーズというのがどうなんだろう? やっぱり脇にいて光る人だと思うんだけどなぁ。
☆それはあるけど、この物語の中じゃあんまり前面に出るキャラクターじゃないから、うまくはまってる。他のキャラとのアンサンブルの中で浮き上がってくる、というタイプの主人公だから。
★屈折してるの? 最後でキレたりとか?
☆それはないよ。心に傷を負った人物ではあるけど。それよりも『アポロ13』では結局宇宙に行けなかったシニーズが、やっと宇宙に行けたことを素直に喜んであげたいなぁ。

        (2000/6/25 ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 2番スクリーン)
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吹替版
投稿日 : 2002/05/15 23:18
投稿者 久保田r
参照先
吹替翻訳:荒木小織

<吹替版キャスト>
ジム:ゲイリー・シニーズ(鈴置洋孝)
ウッディ:ティム・ロビンス(谷口節)
テリー:コニー・ニールセン(塩田朋子)
ルーク:ドン・チードル(中尾隆聖)
フィル:ジェリー・オコーネル(野村大樹)
マギー:キム・デラニー(田中敦子)

<感想>

 「愛」でありました。「愛の繋がり」。この一言に感想を抱きました。
 ストーリーの始めから終わりまで、「種」の起源となる「愛」で繋がれていると思いました。人間にとって「種」を繋ぐのは夫婦愛であり、「種」の存続となるのは二人の間に生まれる子。この作品に登場する様々な形の夫婦愛が、この映画を語り繋いでいる。そう感じました。
 では、そもそもの人間という「種」を生み出したのは何か?というのが、この映画のミッションであり、登場人物達のミッションであると思いました。地球上では考えられないトラブルやアクシデントの中、何かの答えを求めるように火星に降り立つ登場人物達の姿は、彼らが見たものがそのままこちら側にも伝わって、彼らと一緒になってミッションを遂行している、そんな気分になりました。
 夫婦の会話。愛、希望、絶望。しかし、人間は一人じゃない、そう信じる。そんな愛情のやりとりを、登場する三組の夫婦から感じ取りました。
 ルーク役の中尾隆聖さんが好演していらっしゃいます。時に無茶なことをする主人公・ジムを、鈴置洋孝さんが落ち着いた語り口で演じていらっしゃいます。そして、谷口節さんと塩田朋子さんの、ウッディとテリーの夫婦の最後の会話に、切なさで胸が一杯になりました。
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作品データ
投稿日 : 2001/08/11 00:34
投稿者 Excalibur
参照先
監督:ブライアン・デ・パルマ
脚本:ジム・トーマス/ジョン・トーマス/グラハム・ヨスト
原案:ローウェル・キャノン/ジム・トーマス/ジョン・トーマス
製作:トム・ジェイコブソン
製作総指揮:サム・マーサー
視覚効果監修:ホイト・イートマン/ジョン・ノール
音楽:エンリオ・モリコーネ

ゲイリー・シニーズ/ティム・ロビンス/ドン・チードル
コニー・ニールセン/ジェリー・オコーネル/キム・デラニー

2000年
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