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「暴走特急」
投稿日 : 2002/02/24 17:55
投稿者 Excalibur
参照先
『沈黙の戦艦』、『沈黙の要塞』に続く<沈黙シリーズ>第3弾!
世界でも有数の優雅な汽車の旅が楽しめるグランド・コンチネンタル。だが突如武装
したテロ集団によって、この列車がジャックされてしまった。
首謀者は狂気の天才科学者。その狂気ゆえに職場を追われた彼は、かつて開発に携わっ
ていたCIAの衛星兵器をコントロールし米政府に大金を要求。そのターゲットはペ
ンタゴンと、その地下に眠る原子炉。人質となった乗客の生命だけでなく、核を切り
札にしたテロリストへの対応に苦慮する政府首脳。
しかし、この列車には「あの男」も乗り込んでいた――!

   × × ×

監督:ジョフ・マーフィー
製作:スティーヴン・セガール/スティーヴ・ペリー/アーノン・ミルチャン
脚本:リチャード・ヘイテム/マット・リーヴス
製作総指揮:ゲーリー・ゴールドスタイン/ジェフリー・ニューマン/マーティン・ワイリー
共同製作:ジュリアス・R・ナッソー
音楽:ベイジル・ポレドーリス

スティーヴン・セガール/エリック・ボゴシアン/キャサリン・ヘイグル
モーリス・チェスナット/エヴェレット・マッギル

1995年
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THE対談!(その4)
投稿日 : 2002/02/24 18:06
投稿者 久保田r&Excalibur
参照先
(e): で、ニック・マンクーソ演じるCIAのトム・ブレーカーも前作からのスライド。
前作では「失敗したらライバックに責任を擦り付ければいい」とか言ってたし、今回もペンタゴンが狙われていると知って、こっそり家族だけ逃がそうとするイヤな奴ぶりをいかんなく発揮。
(r): ああ!あの、彼!あのヤな感じが魅力ですよね(笑)
(e): 最初のほうでは女性科学者のブレンダ・バーキに言い寄ったりしてね。
(r): ええ。彼は彼でいい味出してました。風貌と似合ってました(笑)。
(e): ああいうキャラクターは大事だよね。シリーズが続く限り彼は自分の不祥事を他人に押し付け、保身を図るんだろうな〜と思ってみたりして。
最後にはライバックに張り倒されて欲しいね、『ダイ・ハード』のしつこいレポーターみたいに(笑)。
(r): 確かに(笑)。
(e): 前作からのスライドということでいうならば、ベイツ提督もそう。今回はライバックのことを知ってるから、彼が乗ってるなら大丈夫とかいう無責任発言もある(笑)。危機管理能力問われるよ。
(r): ライバック責任重大(笑)。でも、そういうのは、観客にそう思わせる意味の台詞でもあるんでしょうね。: 時間が短い作品ですから、テンポ良く進行するための、というか。
(e): この辺は続編ならでは、というところだけど、初見でも違和感なかったかな?
(r): 台詞が、見ている側に向って、”ライバックとはこういう人間なんだよ”と説明している台詞でしたので、それで大体のことは掴めましたから、「あ〜ライバックっていうのは、見た感じの通りに凄いキャラクターなんだ」って映画全体で分かりますから、初めてでも楽しめました。
(e): タイトルには偽りありだよね。暴走してるのは列車じゃなくて、ライバックのほうだし(笑)。
(r): 暴走はしてないですね(笑)。途中、列車止めてるし。最後の列車同士の衝突シーンは凄かったですけど。
(e): もしかするとライバックじゃなかったら、もっと穏便に事件が解決していたのかもしれない・・・?(笑)
(r): でもそれじゃ、つまらないから(笑)。
(e): それはそうだけど。
(r): 結局、姪とライバックは、最初から仲が良かったような感じがしたんですけどね(苦笑)。姪のわだかまりがもう少し描かれていたら、ストーリーに深みが増したかも知れない。
(e): 一緒に旅行させるシチュエーションを作るために、そして途中で別行動を取らせるために無理矢理仲直り旅行にしてる感じはするな。田舎へ帰るなどの休暇旅行でも、あるいは単なる墓参りとかでも良かった。
(r): そうですね。映画自体がライバック中心で作られてますから、姪についてあまり掘り下げる必要はなかったかも。
(e): 前作では戦艦をジャックする必然性みたいなものがあったけど、今回はあの電車である必然性が薄いのも気になった。やっぱり、ストーリー作りで無理してるのかなーと思いましたけど。
(r): それは、感じました。これは、原作はあるのですか?
(e): ないです。ライバックが暴れられればどうでもいいのかもしれないけど(苦笑)、少なくても練りに練ったストーリーという感じはないな。
(r): なるほど。映画の為に作られたストーリーなわけですね。キャラクターの家族関係とか、未知な部分が多いわけですね。
(e): まだまだキャラクターの魅力は失ってないし、ぜひ続編を作って欲しいなー。
(r): ライバックファンとして、私も見たいですね。
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THE対談!(その3)
投稿日 : 2002/02/24 18:05
投稿者 久保田r&Excalibur
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(r): テロリストの中に一人女性がいましたよね。この設定がなかなかツボをついているな、と。
(e): 出番はあまりないけどね。というか全体的に女性の扱いは小さいです。人質になっちゃう女性科学者とか列車のウエイトレスとか。サラ(姪)の比重を高める必要があったからかもしれないけど。
(r): ウェイトレスのコは、確かにちょっと存在感が希薄だったかな。姪のためとはいえ、最期がちょっとあっさりし過ぎていた。
キャラクターといえば、ポーターも良かったです。
(e): 軽妙な黒人キャラというのは、アクション物に欠かせなくなってきたね。息抜きキャラというか。
(r): ええ。ああいう黒人キャラは、良いですね。
(e): 元々は『48時間』のエディ・マーフィあたりが元祖なんだろうけど、主人公に反発しつつも巻き込まれ、最後はあわやというピンチにかけつけて美味しいところをさらって行く、というパターンも多いよね。残念ながら、セーガルはピンチにならないけど(苦笑)。
(r): テロリストのトップのペンと1対1で対決するシーンでも、セーガルは危機感を感じませんでしたね(笑)。 この決闘に勝った後の台詞が良かった「キッチンじゃ負けない」
(e): そう。その台詞は予告編でも使ってる。
また、銃で撃たれて珍しくピンチがあるなーとか思ってると、「貫通してるから大丈夫」とかいうとんでもないセリフが出て後に全く影響もないし(笑)。
(r): 全然ダメージないんですよね。列車の下に落ちた筈なのに、へばりついているし(笑)。
(e): しかもライバックが乗ってると知ったテロリストの連中が「オレの教官だった男だ」「最高の男だ」と浮き足だってしまうし。
(r): そうそう。褒めまくっているという(笑)。ライバック、モテモテ。
残念だったのは、包丁を使ったアクションシーンがあまり見所になってなかったことかな。前作でこのシーンが良かっただけに少し残念。
(e): 犯人がCIAや軍の裏切り者という設定も前作と同じ。いずれも自分の力を認められずに、というパターンも同じだし。
(r): あ。そうか。その辺の設定も引き継いでいるんですね。分かりやすい設定だ(笑)。
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THE対談!(その2)
投稿日 : 2002/02/24 18:04
投稿者 久保田r&Excalibur
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(e): ということで、まずケイシー・ライバックというキャラクターありき、というよりもセーガルありきですね。 ストーリーが二の次とは言わないまでも、ライバックを活躍させる場を提供するのが優先されているような。 まぁ、シリーズ物の作りとして間違ってはいないけど。
(r): そう思います。分かりやすい作りで入り込みやすかったです。
(e): 前作見てなくてもとりあえずわかるよね?
(r): ええ。単独でも楽しめるアクション映画でした。『〜戦艦』でお兄さんのこととか触れてあるならば、続編だということを意識したんでしょうけれど。
(e): ストーリーも、とりたてて語るほどのものじゃないよね?(笑)
(r): 確かに(笑)。だから、キャラクターの魅力に拠るところが大きい。
(e): 実は同時期に公開された007シリーズの『ゴールデンアイ』がちょっと似た感じなんだよね。衛星を使った超兵器をテロリストがジャックするという展開で。だから余計新鮮味は感じなかったなー。
(r): そうなんですか。私はそちらは見てないですんですが、そうなると、やっぱり、『暴走特急』は、セーガルのための映画ですね(笑)。
(e): で、テロリストが制圧した列車にライバックが乗り込んでいる、となるともう展開が読めてくる。勿論安心して楽しめる、ということですが(笑)。
(r): そのライバックの敵になる悪役が、いかに魅力的であるかどうかが鍵ですよね。
(e): 前作の相手は、ライバックと同様の力量を持ったプロフェッショナルだったけど、今度はハイテクおたく。目先は変わってるけどスケール感はないかな。
(r): ハイテクおたくは、いい味だしていました。上手かったと思います。お金にせこいところとか(笑)。
(e): 演じたエリック・ボゴシアンはあちらでは評価されているみたいだけど、日本じゃ公開作品が少ないせいか、ちょっと馴染みがないですな。それも理由かな。
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THE対談!(その1)
投稿日 : 2002/02/24 18:03
投稿者 久保田r&Excalibur
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(e):日本で勝手にシリーズ化しちゃったもんだから邦題はかなり苦しいけど、実は『沈黙の戦艦』の正当なパート2。
久保田さんは逆に見たんだっけ?
(r): そうです。『暴走特急』が先でした。
(e): 前作からの引きはあまりないんだけど、ケイシー・ライバックというキャラクターは把握できた?
(r): 戦うコックさん(笑)。
(e): その通り!(苦笑) なんだけど見ていてやっぱり「なんじゃこりゃー?!」ということはなかった?
(r): 特になかったです。ただものならぬ雰囲気が全身から出てましたから。あ〜この人は、特別な何かをやるな、という感じは初めから感じました。
(e): 後で前作を見て、キャラクターの深みが増したということもなし?
(r): 確かに『〜戦艦』の方が、キャラクターの背景が分かりやすいですよね。
(e): 『暴走〜』は続編だから、ライバックがコックではあるけど実は・・・というキャラなことは周知の事実になっているじゃない? だから先に続編見ちゃうと、意外性という面では損をしてるのかなぁ、と。
(r):あ、確かに。『〜戦艦』では、正体が分かっていた分始めから安心して見てました。
続編では姪が登場してましたけど、ライバックのお兄さんというのは、どこかで伏線あります?
(e): いや、ないです。過去や家族についてはこれといって説明ないので、今回ちょっと唐突な感は否めません。
(r): ええ。続編と言っても、引き継いでいるのは、ライバックのキャラクターだけのような感じがしますよね。
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