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「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 <特別篇>」
投稿日 : 2002/06/16 09:18
投稿者 Excalibur
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リニューアル版の第3弾。カット・シーンが復元された一作目、ディティール・アップを施した二作目に続いて、今回は新撮影シーンを含めたパワーアップ版である。ジャバ・ザ・ハットの宮殿での踊り子(なんとオリジナルと同じ女優さんだとか)やエイリアン楽団のシーンが新たに追加撮影されたのをはじめ、エンディング・シーンも変更に。オリジナル版ではエンドアの森でのささやかな祝勝パーティという雰囲気だったものが、首都惑星コルサントなど銀河を挙げてのお祭りムードへとスケールアップ。これは全9作とか12作とか言われていた「スター・ウォーズ・サーガ」が、実は6作で終了とのルーカス発言に起因したもので、サーガのフィナーレに相応しいだけの華やかさを画面に求めたということ、そして来るべき<新三部作>の舞台がコルサントなのだというお披露目の意味もあるのだろう。確かに<6部作>のトリを取るとするならば些か軽すぎるのも事実。それでも2005年に『エピソード3』が作られサーガが見事完結した暁にはやはり軽く感じるだろうが、おそらくDVD発売に合せて再改訂版が作られるだろう。本当はそれよりも『エピソード7』以降を作って欲しいというのが切なる願いなのだが・・・。スローン大提督の台頭、クローン皇帝の復活、既知銀河系外からの侵攻etc、小説やコミックでサーガの続きに触れてしまった今、既にこのエンディングも軽く感じられてしまうのだ。

    (1997/7/26 日比谷スカラ座、2002/3/23 VIDEO)
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Re: 「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 <特別篇>」
投稿日 : 2005/04/20 11:09
投稿者 久保田r
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 やはり終りが切なかった。父子対決をしなければならないと分かった時から辛い戦いは予測していたが、やはり辛かった。願いを訴える子に秘かに苦悩する父の心の葛藤。皇帝に苦しめられるルークをダースヴベイダーが助けた時は、あの仮面の下の父親の表情が見えたようだった。そして、仮面を取ってルークと親子として再会した時は、腕の中の父を気遣わしげに見るルークを愛おしく見つめ返していた。

 前半のジャバ・ザ・ハットとの戦いは、多少不気味だったが、それがまたジャバの悪人振りを表していて分かりやすかった。今回は、人間以外の種族の活躍が目覚ましく、エンドアでレイアたちを助けたイウォークや仲間のチューバッカ、R2-D2、C3-POらが素晴らしい働きだった。

 ルークと兄妹だと知ったレイアの揺れ動く気持ちが今一つ薄かったように思う。全体的にレイアの活躍が目立たなかったこともあるが、もう少し家族というか血の繋がりについて思慮のあるシーンが欲しかったように思う。特にダースベイダーとの繋がりについて。兄であるルークと父であるダースベイダーの対決は、彼女にどのような思いを抱かせたのか。その彼女の思想を知りたかった。

 最後にヨーダとオビ=ワンと共に幻となって現れたアナキン。若い姿のまま現れたアナキンは、とても晴れ晴れとした笑顔で、父と戦ったルークもその表情に救われたようだった。親子対決。辛い運命ではあるが、子が親の呪縛を解き放つ壮大な戦いのストーリーだったと思う。死によって解き放たれたアナキンの呪縛。彼が何故フォースの暗黒面に囚われたのか。その謎を知る為には、エピソード3を見なくてはならない。
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「ジェダイの帰還」
投稿日 : 2005/03/21 09:56
投稿者 Excalibur
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全2作同様に<特別編>の肩書が取れ、スタンダードになったかと思いきや、やはりDVD化にあたって変更が加えられた<再改訂版>。
一番大きいのはラストに霊体で現れるアナキン・スカイウォーカーに扮しているのが、『エピソード2』『エピソード3』のヘイデン・クリステンセンになっていることだ。ダーク・サイドに堕ち、ダース・ベイダーとなった時点でジェダイ・ナイトのアナキン・スカイウォーカーは死んだ。ならばジェダイとしてライト・サイドへ帰還をはたしたアナキンの姿は死んだ時のままのはず、というのがその理由だが、オビ=ワンやヨーダと並ぶと一人だけ”若い”アナキンは違和感タップリ。それにオリジナル版で、三船敏郎そっくりのメイクを施されアナキン役を務めたセバスチャン・ショウ(惜しくも物故された)が不憫でもある(もっとも出演シーン全てが差替えられたわけではなくマスクを外したベイダーのシーンは残されているのだが、目の色をヘイデンと同じに変えられ、眉毛も消されている)。何度か見なおしているうちにいくらか慣れてはきたものの、これがスンナリと納得いくかどうかは『エピソード1』から順番に見てみなことには何とも言えない。
逆に喜ばしいのは、同じくラストで帝国の崩壊を祝う銀河の各惑星の描写にナブーが追加されたことで、<旧3部作>では登場しないことから、やれデススターの最初の犠牲になるだの、実はダゴバの前身だの、という予想は外れることになった。

『エピソード1』から順番に見る際には、前述したアナキン差替えに納得出来るか否かも問題だが、この『ジェダイの帰還』で明らかにされる、”レイアがルークの妹(「もう一人の希望」=レイア)”という設定に、インパクトが残されているかどうかも気になる。全ては『エピソード3』での表現次第となるが、レイアの持つ”(本当の)母親の記憶”も含め、期待半分不安半分。
それにしても遂に完結の時が来ようとは・・・!

    (2004/9/25 VIDEO、2005/3/12 VIDEO)
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作品データ
投稿日 : 2004/06/27 06:40
投稿者 Excalibur
参照先
監督:リチャード・マーカンド
製作:ハワード・カザンジャン
脚本:ローレンス・キャスダン/ジョージ・ルーカス
ストーリー:ジョージ・ルーカス
製作総指揮:ジョージ・ルーカス
共同製作:ロバート・ワッツ/ジム・ブルーム
視覚効果:リチャード・エドランド/デニス・ミューレン/ケン・ローストン
音楽:ジョン・ウィリアムズ

マーク・ハミル/ハリソン・フォード/キャリー・フィッシャー
ビリー・ディー・ウィリアムス/アンソニー・ダニエルス
ピーター・メイヒュー/セバスチャン・ショー/イアン・マックダイアミド
フランク・オズ/デビッド・プラウズ/ジェームズ・アール・ジョーンズ
ケニー・ベイカー/アレック・ギネス

1997年
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