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「スター・ウォーズ/エピソード2〜クローンの攻撃〜」
投稿日 : 2002/06/30 13:07
投稿者 F20!
参照先
キャストや脚本、音楽等の詳細は管理人さんにおまかせするとして(爆)
7月13日封切ですので、ストーリーも書きませんよ。


さて、前作エピソード1から待ちに待ったエピソード2ですが、
一言で言いますと、

「フォースの暗黒面(ダークサイト)が満ちている」作品、と感じました。

青年になったアナキン(後のダースベイダー)とアミダラの恋の行方を中心に、
エピソード4以降のきっかけになる戦争へと着実に向かっており、
全面的に重苦しい雰囲気を感じてしまった。

アナキンがダースベイダーになるきっかけなんではないだろうか?
というシーンがいろいろと入っていたり、
エピソード4以降に関わる登場人物の登場が、次のエピソード3でどう関わってくるのか、
楽しみなんですが、3年後?まで待つしかないのかな。


PS:おぉ!マスター・ヨーダ!!

PS2:エピソード3は2005年公開の予定らしいが、
    同じ頃にインディ・ジョーンズ4も公開する予定とか?
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「クローンの攻撃」
投稿日 : 2005/04/02 10:44
投稿者 Excalibur
参照先
<新3部作>は<旧3部作>の合わせ鏡になっている、とは良く言われること。
『ファントム・メナス』と『新たなる希望』にはそれほど共通項があるようには感じなかったのだが、それでも、辺境の星に住む宇宙を夢見る少年が、ジェダイ・マスターの導きによって冒険の旅へ出かけること、その際に家族との悲しい別れがあること、そしてクライマックスの宇宙戦で大活躍し、最後は華々しい式典で締めくくられること、など挙げてみるとなるほどというくらいに見つかる。少年を見出したマスターが非業の死を遂げる点も同じである。
そしてこの”歴史は繰り返す”パターンは、本作『クローンの攻撃』と『帝国の逆襲』では更に顕著になり、主人公たちが二手に分かれて行動し、ラブ・ストーリーが前面に出(しかも愛の告白はいずれも女性の側からなされる)、小惑星帯でのドッグ・ファイトがあり、主人公がマスターの制止を振り切って仲間の救出へ向かうが、結局ピンチを迎え片腕を失うこと等々、幾つも挙げられるようになる。
となると、次なる『シスの復讐』と『ジェダイの帰還』にも当然のように共通点があるだろうし、この『クローンの攻撃』で張られた伏線がどのように活かされ、『新たなる希望』へと繋がっていくのか興味は尽きないが、現段階ではそれは見てのお楽しみだ。その”お楽しみ”を味わう期間も段々と残り少なくなってきたのだが・・・。

で、この『エピソード2』、前作『エピソード1』から10年後ということで、エピソード間のサイクルとしては『3』と『4』(インターバルは19年と言われている)に次いで長い。『1』で9歳だったアナキンも19歳に成長し、いよいよサーガの主人公として活躍し始めるのだが、元々の構想では既に『1』の時点でこのぐらいの年齢だったはず。オビ=ワンとアナキンの師弟関係もこの作品から描かれるのだが、さすがに駆け足の印象は否めない。つまりオビ=ワンとアナキンが親密であればあるほど、後の二人の決裂がドラマティックになるはずだが、この作品を見る限りでは最初から二人の関係はギクシャクしていて、伏線も何もあったものではない。これが『3』でどの程度軌道修正され、なお決裂に至るのか、期待したいところだがおそらく無理だろうなぁ・・・。

なお劇場公開時に既に2ヴァージョンあったこの作品(字幕スーパー版及び日本語吹替版として公開された<通常版>と<DLP版>の2種)だが、今DVDで見られるのは<DLP版>をベースに更に手が加えられたもので、ランニングタイムも1分弱長いそうだ。ただ<旧3部作>同様、いずれこの<新3部作>も手直しされるだろうというのが専らの噂。色々賛否はあるが、「お楽しみはまだまだ続く」という点のみでは歓迎したい。

          (2005/3/14 VIDEO)
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Re: 「スター・ウォーズ/エピソード2〜クローンの攻撃〜」
投稿日 : 2005/03/29 16:56
投稿者 久保田r
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 『エピソード1』では、クワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービは師弟の関係だった。今作では、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーがその関係にある。オビ=ワン・ケノービは、礼儀正しい弟子で、師のクワイ=ガン・ジンの偉大さが伝わって来た。だが、今作のアナキン・スカイウォーカーからは、残念ながらそれが伝わって来ない。彼から伝わって来るのは、若い感情の迸りで、師に対する尊敬の表れが見えない。「父とも思っている」という台詞があるのに残念。もう少しオビ=ワン・ケノービへの愛情が描かれていると良かった。
 印象にあるのは、「愛のテーマ」の音楽で、アナキンとアミダラの恋の成就に向かって壮大な響きとなって行く。
 ヨーダの活躍も良かった。ヨーダは、話すだけで偉大さが伝わって来るので、彼の戦闘シーンは、格別だった。素晴らしかった。
 それにしてもクローン軍の登場。戦争の始まり。哀しい行方である。
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ビデオ
投稿日 : 2003/01/18 13:57
投稿者 Excalibur
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特典映像満載のDVDの方が話題になってますが、ビデオソフトを購入した方はいますか?
今回は<字幕スーパー版>はなく、<日本語吹替版>のみの発売だったので敬遠してる人も多いでしょうし、
同じ値段なら買うのはDVDだよとか、レンタル店で借りりゃいいや、という人の方が大半かな。
レンタルなら字幕版も出てますしね。
ビデオにも特典映像の「復元された削除シーン」は全部収録されておりますが、
逆にDVDにはなくてビデオのみの特典映像(?)というのも実はあったりします。
冒頭、いきなりC−3POとR2−D2の掛け合いで始まる、シリーズ全作の”超”ダイジェスト!
ご主人ルーク様の命により共和国の没落と復興の軌跡をまとめた、という想定のこのダイジェスト、
要はスカイウォーカー家の歴史にもなっていて、サーガを俯瞰するには丁度良いんではないかと。
本音を言えば、もうちょっと長くてもいいかなぁとは思うんですがね。
というわけで、ちょっとしたセル・ビデオの薦め、でした。
ちなみに内容は劇場公開された<日本語吹替版>とほぼ同じ。タイトル後の状況説明の字幕も日本語で出ます。
違うのはエンド・クレジットの合間に挿入される吹替版キャストのクレジットが削られてることと、
映像そのものはDLP版になってること。
ラストの結婚式でのアナキンの義手もきちんと動いてマス!

          (2002/8/6 日比谷スカラ座1<DLP版>、2002/12/6 VIDEO<最改訂版>)
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吹替版の薦め
投稿日 : 2002/07/14 19:11
投稿者 Excalibur
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今のところ『エピソード1』の時ほど痛烈な字幕批判は(そして吹替奨励も)ないが、字幕へのこだわりや吹替への嫌悪感がない人ならば、やはり物語を楽しむためには吹替で見ることをお勧めしておく。セリフ一つ単語一個取っても深い意味を持たされていることの多い『スター・ウォーズ』世界、字数制限があるとはいえ訳者はそこまで作品世界を捉えておらず、微妙なニュアンスの違いがキャラクターの作品に与える印象度を大きく変えているからだ。また字幕を読みながらでは、画面上の圧倒的な情報量は追い切れない。じっくり腰を落着けて見る上でも、吹替版の方が容易である。その吹替キャストもほとんどが前作からのスライドなので、前作も吹替版で見ていればスンナリと入っていけるはずだ。これはネタバレになるかもしれないが、キャスト変更で面白い点が一つ。それはダース・シディアスが、前作では別キャストだったのに今回はパルパティーンとの二役になっていること。何かの伏線のつもりなのか?
ちなみに字幕スーパー版と吹替版の映像的な違いは、オープニングの字幕テロップ及びサブタイトルが全て日本語になっていることと、エンド・クレジット中に日本語吹替版の製作スタッフとキャストのテロップが差し込まれていることの二点である。

          (2002/7/13 ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 9番スクリーン、2002/10/5 ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 3番スクリーン)
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サーガの「5/6」
投稿日 : 2002/07/06 22:56
投稿者 Excalibur
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今は「やっと『エピソード2』を見られた」という満足感よりも、「『スター・ウォーズ』も残りあと一本しかないのか」という寂寞感の方が強いが、先ずは一言、三年間待っただけの甲斐はあったと言える。
それにしても膨大な情報量に圧倒されっぱなしで、一度や二度見たからといって消化し切れるものではない。先行して発売された小説版やコミック版と比較してもカットされたり変更されたシークエンス、シーン、セリフは枚挙に暇がなく、またスピンオフ小説(例えば『崩壊の序曲』など)への目配せもあり、それを知らなければ楽しめないということもないが、知っているのと知らないのとでは解釈にかなりの差が出るであろうし、画面の角にチラッと映し出されるキャラクターや小道具、背景でさえ物語を語りかけているのだ。そして音楽の使い方も。何故ここで<フォースのテーマ>が使われているのか、このシークエンスで流れる<ダース・ヴェイダーの主題>は何を描写しているのかなど、キャラクターの感情の昂ぶりやセリフとシンクロするように流れる種々のモチーフも、わかって聴いているのとそうでないのとではシーンやキャラクターの受け取り方がやはり違ってくるだろう。
ということでビギナーには些かハードルの高い映画になっているのは事実で、これからご覧になろうという方は、せめてこれまでの映画4本は見ておいた方がより楽しめるのは間違いない。かといって心配する必要はまるでなく、それはきっと楽しい時間になるだろう。
ネタバレになるためにストーリーについては触れないが、注目するキャラクターを一人挙げるなら、それはドゥークー伯爵である。演じているのはドラキュラ役者としても有名なクリストファー・リー。最近では『ロード・オブ・ザ・リング』の<白のサルマン>役が印象に残るが、今回の役と多少なりとも共通項がある・・・というのはかなりのヒントになるだろうか。またこのシリーズの主演陣は、ともすればクリーチャーに向き合った演技ばかりになりがちであるが、ドゥークー伯爵が登場する場面では役者と役者とが生でぶつかり合う芝居の場になっていて、クリストファー・リーの「声」の魅力(台詞回しも)と相俟って大変魅力的なものになっている。ついでながら他の俳優についてもコメントするならば、余裕の感じられるユアン・マクレガー、更に美しく成長したナタリー・ポートマンら前作からのスライド組に加えて、今回注目の新星ヘイデン・クリステンセンも好演している主役トリオと、それを支える脇役陣(出番が少ないキャラクターが多すぎるが・・・)。役者同士の演技合戦を楽しむタイプの映画ではないが、安心して見てはいられる。逆に人間以上に人間らしい仕種を見せるデジタル・ヨーダ(!)は、動きすぎてキモチワルイくらいだが。
とにかく今はまだ頭が飽和状態のため、これから時間をかけ、また何度か劇場に足を運び、ゆっくりと消化していこうと思う。それにしても、本当に『スター・ウォーズ』は残り一本なのだろうか――。

          (2002/7/6 ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 8番スクリーン)
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作品データ
投稿日 : 2002/07/28 18:57
投稿者 Excalibur
参照先
監督・製作総指揮:ジョージ・ルーカス
製作:リック・マッカラム
脚本:ジョージ・ルーカス/ジョナサン・ヘイルズ
音楽:ジョン・ウィリアムズ

ユアン・マクレガー/ナタリー・ポートマン/ヘイデン・クリステンセン/フランク・オズ
イアン・マグダーミド/ベルニラ・アウグスト/アーメド・ベスト/オリバー・フォード・デイビス
テムエラ・モリソン/アンソニー・ダニエルス/サイラス・カーソン/ケニー・ベイカー
ジミー・スニッツ/サミュエル・L・ジャクソン/クリストファー・リー

<吹替版キャスト>
オビ=ワン・ケノービ/森川智之、パドメ・アミダラ/坂本真綾、パルパティーン/小林勝彦、ダース・シディアス/小林勝彦
シミ・スカイウォーカー/鈴木弘子、ジャー・ジャー・ビンクス/田の中勇、C−3PO/岩崎ひろし、ヨーダ/永井一郎
ワトー/麦人、メイス・ウィンドウ/玄田哲章、アナキン・スカイウォーカー/浪川大輔、ドゥークー伯爵/羽佐間道夫
ジャンゴ・フェット/金田明夫、キャプテン・タイフォ/小山力也、デクスター・ジェットスター/滝口順平

2002年
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