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「月のひつじ」
投稿日 : 2002/07/22 22:30
投稿者 Excalibur
参照先
監督:ロブ・シッチ
脚本・製作:サント・シラウロ/トム・グレイスナー/ジェーン・ケネディ/ロブ・シッチ
製作:マイケル・ハーシュ
作曲・指揮:エドモンド・コイ

サム・ニール/ケヴィン・ハリントン/トム・ロング
パトリック・ウォーバートン/ジェネヴィーヴ・モーイ/テイラー・ケイン
ビル・ブラウン/ロイ・ビリング/アンドリュー・S・ギルバート
レンカ・クリパック/マシュー・ムーア/エリザ・ソニート
ジョン・マクマーティン/カール・スニール

2000年
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夢見る心
投稿日 : 2002/07/22 22:32
投稿者 Excalibur
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1969年7月に行われたアポロ11号のミッション。人類初の月面歩行の映像を全世界に中継したのは、なんと!羊しかいないオーストラリアの片田舎パークスにあるアンテナだったのだ!という、実話に基づいた映画だそうである。
歴史的な大偉業に参加することになって、街は大騒ぎ。一方天文台では、所長をはじめ地元の科学者たちが、NASAから派遣されてきたエリート科学者と気まずい雰囲気に。だがそんな中で打ち上げられたアポロ宇宙船は順調に飛行を続け、パークス天文台も無事に役目を果していた。ところがある日、突然の停電に予備システムが作動せず、アポロを見失ってしまうというとんでもない事態が起こる。これがバレたら任務からはずされてしまうと考えた一同は、NASAに大ウソをついて必死に手計算を行い、最後には月を基準にアンテナを動かしてなんとか再補足に成功。このことをキッカケにメンバーの結束も固まってゆく。そして遂に歴史的瞬間の時がやってきた。しかしここで天候が急変する。風速15メートルまで耐えられる設計のアンテナだが、とうとうその風速は25メートルに。アンテナを動かせば、下手をすると倒壊の可能性もある。はたして彼らは、その「瞬間」の映像を世界に送り届けることが出来るだろうか?
アメリカ大使を迎えた歓迎パーティで、アメリカ国歌と間違えてアメリカのTVドラマ『ハワイ 5−0』のテーマ曲を演奏してしまったり、アポロ宇宙船を見失ってテンヤワンヤの天文台を突然訪問した大使に、NASAと宇宙船との交信を聞かせて欲しいと言われ、トランシーバーを使ってニセの交信を演じてしまったりと、どこまで本当のことなのかと呆れてしまったが(実際、ほとんどのエピソードはフィクションのようだ)、なかなか上質のコメディである。今は年老いた天文台所長の回想で綴られる構成も良く、ラストはほろりとさせられる。
なお、監督はロブ・シッチ名義ではあるが、実際は監督、製作、脚本全てをワーキング・ドッグというクリエイティブチーム(S・シラウロ、T・グレイズナー、J・ケネディ、R・シッチ、M・ハーシュ)が共同で担当しているんだそうである。
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