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「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」
投稿日 : 2002/08/01 22:34
投稿者 Excalibur
参照先
監督:スティーブン・スピルバーグ
製作総指揮:ジョージ・ルーカス/フランク・マーシャル
製作:ロバート・ワッツ
制作補:キャスリーン・ケネディ
脚本:ウィラード・ハイク/グロリア・カッツ
音楽:ジョン・ウィリアムス
原作:ジョージ・ルーカス

ハリソン・フォード/ケート・キャプショー/キー・ホイ・クァン
フィリップ・ストーン/アムリッシュ・プリ/ロシャン・セス

1984年
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大ヒット!の後の凡ミス
投稿日 : 2002/08/01 22:38
投稿者 Excalibur
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『レイダース/失われた≪聖櫃≫』の続編――ではなく、『レイダース』の一年前の1935年を舞台にした、インディアナ・ジョーンズ教授の大冒険第2弾。いきなり「エニシング・ゴーズ」が流れた時は映画を間違えたかとビックリしたが、ジェームズ・ボンドばりに白のタキシードに身を包んだインディが現れるとたちまちアクション映画へ。どうしても「007」をやりたかったのだろう。
オープニングからして前作とは雰囲気が随分違うが、本編も前作同様のものを期待すると裏切られる。とにかく暗いのだ。ルーカス&スピルバーグとは思えない残酷描写もあって、本国ではレイティングが問題になってしまったくらいである。トラブルに巻き込まれた形のインディは終始受け身であり、前作と共通する人物も出てこず大学のシーンもないために、せっかくの二面性(大学教授にして冒険家)も活かされないまま精彩を欠き、新ヒロインのウィリーもただうるさいだけの足手まとい(兼お笑い要員)。インディの相棒ショーティも一見目立っているようで実は物語上役立っていないし、対する悪役が邪教集団というのも前作に比べるとスケール不足。この手の作品をよく<ジェット・コースター・ムービー>などと称し、実際にこの映画にはジェット・コースター(もどき)に乗るシーンもあるのだが、そのスピード感も同時期にスピルバーグの弟子筋のロバート・ゼメキスが監督した『ロマンシング・ストーン/秘宝の谷』に軍配が挙がってしまう有様。なんとなく無理矢理作りましたという感じがしてしまうのだが・・・。何故か一年前のお話のクセに前作をネタにした楽屋オチがある。
因みに「インディ・ジョーンズ」という日本語表記はこの作品から。「インディ」は愛称で「インディアナ・ジョーンズ」がフル・ネームという強い拘りがあるので、未だにこれには馴染めない。
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