トップページ > 記事閲覧 
「7月7日、晴れ」
投稿日 : 2000/12/10 13:58
投稿者 Excalibur
参照先
アウトドアが趣味の平凡な会社員・山部健太と、世界的トップアーティスト・望月ひなたの二人が、山奥の渓流で偶然出逢い、恋に落ちる。七夕生まれでありながら一度も天の川を見たことがないひなたに、健太は誕生日に一緒に天の川を見ようと約束する。ところが、あまりにも違う世界に生きる二人の想いはすれ違うばかり。だが七夕の夜、ひなたはラジオの生放送で、健太との約束について語り始めるのであった。はたして二人に奇蹟は起こるのだろうか・・・・?

☆これ、予告編を見た時から妙に見たかったんだよなぁ。結局行かなかったけど。
★照れがあったんでしょ? で、ビデオで見たと。でもこれ、批評家受けは絶対しないタイプの作品だよね。
☆言わせておけばいいんだよ。バカにするのはいいのさ、好みの問題だから。だけど無視するのは間違いだぜ。曲がりなりにもヒットしてるんだから、そのことは素直に認めて欲しいよ。
★それを、嘆かわしいことだ、という人もいるよね。深みがないとかなんだかんだ。
☆そんなこと言ってるから、日本映画はつまんなくなったんだ。なにも、世紀の大傑作だ!などと力説する気もないんだし、そんな凄い作品じゃない。かなりあざといしね。
★フジテレビの製作ということもあるのかも知れないけど、ホイチョイプロの作品みたいな感じもあるよね。『私をスキーに連れてって』とか。
☆新鮮味はないよ。予定調和で終わるし。
★だから安心?
☆期待を裏切らない、と言って欲しいね。劇中の田中律子のセリフじゃないけど「ここまでやれば文句ないでしょう!」ということ。
★凄いな、と思ったのは観月ありさって世界的なミュージシャンって設定でしょ?でも本人には歌わせないんだよね。
☆だから、不思議なリアリティーがある。あれで歌っちゃったら単なるアイドル映画になっちゃう。ギリギリの線だね。
★そのかわりが、Dreams Come Trueなんだ。
☆特にドリカムのファンじゃないんだけど、思わずサントラ買っちゃった! それくらい映像とマッチしている。映像と、というより映画そのものとの一体感と言ったらいいのかな。
★一体感といえば、あざといんだけどあんまり御都合主義には感じなかったんだけど、なんでだろう?
☆うーん、嘘は嘘でも一つ一つ、細かいディティールの積み重ねの上に成り立ってラストの大嘘があるからじゃないかな、巧く表現できないけど。そもそもの二人の出逢いからして「こんなのあり?」という部分、あるじゃない? でも途中からそんなこと感じなくなってくる。後のフォローが上手いんだろうね。
記事編集 編集
作品データ
投稿日 : 2003/08/16 10:00
投稿者 Excalibur
参照先
製作:村上光一
プロデューサー:小牧次郎/宮澤徹/堀部徹
企画:重村一/久板順一朗
脚本:戸田山雅司
音楽:ドリームズ・カム・トゥルー
音楽監督:中村正人
監督:本広克行

観月ありさ/萩原聖人/田中律子/榊原利彦
うじきつよし/西村雅彦/大高洋夫/西岡徳馬/中谷昇
伊武雅刀/升毅/きたろう/山本太郎/川平慈英

1996年

            (1996/11/23 VIDEO)
記事編集 編集
件名 スレッドをトップへソート
名前
メールアドレス
URL
画像添付


暗証キー
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント





- WEB PATIO -