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「チョコレート」
投稿日 : 2002/09/09 22:05
投稿者 Excalibur
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監督:マーク・フォスター
脚本:ミロ・アディカ/ウィル・ロコス
製作総指揮:マーク・ウルマン/マイケル・パセオネク/マイケル・バーンズ

ハル・ベリー
ビリー・ボブ・ソーントン
ヒース・レジャー
ピーター・ボイル
ショーン・コムズ
モス・デフ

2001年
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チョコレートは明治
投稿日 : 2002/09/13 07:38
投稿者 hanazawa
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前々から見たいと思っていたチョコレート。先日、ついに念願かなって、映画好きのスターウォーズ&ローカルアイドルフェチの何某さんとともに見に行ってきました。まず、オープニングの画面の暗さに、前日就寝が遅かった私はうとうと。キャストは、死刑囚の夫と美しい妻、太り過ぎでチョコレートをこそこそと食べているストレスのたまった子供。黒人差別の急先鋒で親子三代にわたって看守を務める白人一家。それぞれのパーソナリティは浮かび上がってくるものの、やはり前投稿のように、主役であるはずの二人の心理描写が中途半端で、イマイチ咀嚼しきっていないやりきれなさが残る。推理小説を読んで結末が分からなかったときの、あのひっかかりを感じたい人にはぜひお勧め。←言っている自分の感想もよく分からなかったりして...m(__)m
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モンスターズ・ボール(原題)
投稿日 : 2002/09/09 22:06
投稿者 Excalibur
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アメリカ南部・ジョージア州。父親同様の人種差別主義者で刑務所看守のハンクは、考えを異にする息子ソニーとは相容れない。死刑執行の日に同じく看守でありながら取り乱したソニーにハンクは堪っていた怒りを爆発させるが、その翌日ソニーはハンクの眼前で自ら生命を断ってしまう。初めて息子の気持を知り自責の念にかられたハンクは、仕事を辞め新たな人生を模索し始める。そんな時出会った黒人女性レティシアは、死刑囚の夫と幼い息子を相次いで失ったばかり。本来何の接点もないはずの二人は、やがて互いの喪失を補い合うようになってゆく。
近所の黒人一家とも親しく付合っていた息子を理解出来なかったハンクは、その死とレティシアとの出会いをきっかけに徐々に心を開いていき、遂には自分以上の人種差別・性差別主義者であった父を完全に否定するに至る。一方でレティシアは「自分を大切にして欲しい」という願いを叶えてくれそうなハンクに惹かれていくが、実はハンクこそが自分の夫を処刑した当人だということを知り葛藤する・・・のだが、このあたりの心理描写が今一つ。ハンクの変心ぶりもやや唐突な感は否めないし、淡々とじっくり描いてきた映画のペースからすれば、もう一歩踏み込んだ描写があっても良かったか。そのエンディングもハッピー・エンドと受けとって良いものか微妙である。
ともあれビリー・ボブ・ソーントンとハル・ベリー、この二人の演技は重厚で良かったし、ハンクの父親を演じたピーター・ボイルの憎々しさ、出番僅かながら最近人気急上昇中のヒース・レジャー(ソニー役)などの脇も光っている。それにハル・ベリーはこの作品で黒人女性として初の主演女優賞を受賞。これは歴史的快挙と言えよう。女性層をターゲットにした如何にもの邦題が付けられているのだが、お洒落なラブストーリーを期待するとそのあまりの重たいテーマに打ちのめされるだろう。ただ「18歳未満入場不可」となっているのには驚いた。さほど過激なセックス描写とも思われないのだが・・・。
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