トップページ > 記事閲覧 
「ソードフィッシュ」
投稿日 : 2002/09/14 23:51
投稿者 久保田r
参照先
監督:ドミニク・セナ

<出演>
ジョン・トラボルタ/ヒュー・ジャックマン/ハル・ベリー/ドン・チードル/ヴィニー・ジョーンズ/サム・シェパード/ジョエル・シルバー/ジョナサン・D・クレイン

<ストーリー>
かつてFBIのコンピュータに不正にアクセスしたために犯罪者となったスタンリーの元に、ガブリエルの愛人のジンジャーが訪れる。「娘を取り戻したかったらガブリエルと会え」という話を断ることが出来ず、スタンリーは、危険を承知でガブリエルと会う。「ソードフィッシュ計画」を打ち明けられるスタンリー。娘をこの手に取り戻したい一心のスタンリーは・・・。
記事編集 編集
魅力
投稿日 : 2002/09/14 23:56
投稿者 久保田r
参照先
 ジョン・トラボルタがかっこいい映画。監督が「ジョンが断ったら降りるしかない」と、言っていたほど、この映画でのジョン・トラボルタの悪漢振りは、見事にかっこよく映し出されている。悪役を演出するための長髪も似合っているのだから、彼は幅の広い役者さんだと思う。
 全般に渡ってちりばめられているアイディアが素晴らしく、何となく展開が読めるシナリオでありながら、時間を忘れさせる飽きの来ない作りであるのが良かった。スタンリーがコンピュータに向かうシーン一つにしても、そのまま撮ったら動きの少ない映像になるところを、役者の演技と様々な工夫で動的に見せていたので、映画全体のアクション的な動きが止まっていなくて良いと思った。コンピュータの活躍をいかに上手く見せるかというのは、スピード感重視のアクション映画の中では一つの課題であるように思った。
 体格を生かしたジョン・トラボルタの存在感が素晴らしく、悪の組織のボスという男の色気が全体に醸し出されていて良かった。愛人役のハル・ベリーも、知性とセクシーさを惜しみなく出していて色っぽい。色気の漂う悪というのは、やはり見ていて惹かれるものを感じる。しかし、悪は悪。最後には、スタンリーにしてやられてしまうということになる訳なのだが、本編のラストシーンは、ニュアンスを含めた終わり方となっているので、人によってはすかっとオチない気分を味わう人もいるかも知れない。事実、私自身がもう少し分かりやすい台詞なりワンシーンが欲しいと思った。DVDには、この他に2パターンのラストシーンが収録されているので、見比べてみて、自分なりの結末を見つけるのも一つの楽しみだと思う。
 だけど結局、どれもきちっとオチていない、と、感じる人は、それは見事ガブリエルの「思い込み」にはめられた結果だと思うので、謎と色気とスタンリーの頑張りに満ちたこの映画の雰囲気を楽しむだけでも充分に楽しめる映画なのではないか、と、思った映画であった。
記事編集 編集
件名 スレッドをトップへソート
名前
メールアドレス
URL
画像添付


暗証キー
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント





- WEB PATIO -