「ピースメーカー」
投稿日 | : 2002/10/26 21:55 |
投稿者 | : Excalibur |
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製作:ウォルター・パークス/ブランコ・ラスティグ
製作総指揮:マイケル・グリロ/ローリー・マクドナルド
共同製作総指揮:ジョン・ウェルズ
脚本:マイケル・シファー
音楽:ハンス・ジマー
監督:ミミ・レダー
ジョージ・クルーニー
ニコール・キッドマン
アーミン・ミューラー=スタール
1997年
超大作かと思いきや、小粒・・・。
投稿日 | : 2002/10/26 21:57 |
投稿者 | : Excalibur |
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スピルバーグ、カッツェンバーグ、ゲフィンら大物が鳴り物入りで立ち上げたドリームワークスSKG、名刺代りの第一回作品。日本では1998年お正月の目玉になる予定が、『もののけ姫』大ヒットの煽りを食らって第2弾へとずれ込んだ。
盗まれた核爆弾を取り戻すというストーリーは新鮮味がないとはいえ好きなジャンルだし、音楽のハンス・ジマー(この人、ドリームワークスの音楽担当責任者だ)は相変らずのパターンでジャカジャカ鳴らしているけど、これはこれで心地よい。主演の2人、ジョージ・クルーニーは居心地が悪そうだった『バットマン&ロビン』と違って溌剌としているし、ちょっと辛いかなぁと思われたニコール・キッドマンもそつなくこなしている(いや、素直にカッコ良いと思う)。というわけで自分にとってマイナス要因はないのに、何故にこの映画はこんなにつまらないのだろう。初監督となったミミ・レダーの演出が悪いとも思えないし、編集でもない。シナリオが酷いというわけでもないのに不思議だ。それでも普通なら充分及第点を付けるところだけど、期待していただけに点は辛い。”特殊情報士官”クルーニーと”核物理学者”キッドマン、この2人をベタベタした恋愛関係にせず、プロフェッショナルとして認め合った「戦友同士」として描くなど好きな作品ではあるのだけど、もっと面白くなったはずなのにと思うと残念。