「黄泉がえり」
投稿日 | : 2003/02/28 18:59 |
投稿者 | : F20! |
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もし死者が甦るとしたら、誰を甦らせたいですか?
熊本(だったかな?)のある地域で、
昔、神隠しにあって行方不明になった少年が、当時の姿のままで帰ってきた。
調査を進める平太(草なぎ剛)のもとに、
次々と死者が甦ったという連絡が入る。
その地域で甦る死者は、その限られた場所に墓があり、
残された者達の会いたいと願う強い気持ちによって甦るのであった。
しかし、平太の親友である葵(竹内結子)の死に別れた恋人俊介は、
地域外の海へ散骨したために戻ってこない。
自暴自棄になってやつれ果てた葵に平太の叱責が飛ぶ。
しかし、俊介を甦らせる方法を知っている平太は、葵にそれを告げられなかった。
そんな時、死者はまた土に戻らなければならない事が分かる。
平太は葵のために俊介の角膜を探しに遠く離れた病院へ行く。
タイムリミットは間近、
RUI(柴咲コウ)の歌声が響く中、葵の恋人俊介は甦るのか?
平太と葵の恋の行方は?
「もっと一緒にいたかった」
「ずっとお前が好きだった」
「黄泉がえり」上映期間延長!
...と、予告風に書いてみました。
上映延長とのことですので、ネタバレはしません。
えっ、そうなの?って結末でした。
しかし柴咲コウって、唄うまいね。っていうか主題歌良い曲だね。
CD買っちゃいました(汗)
Re: 「黄泉がえり」
投稿日 | : 2005/04/18 09:20 |
投稿者 | : 久保田r |
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主題歌、挿入歌を含む音楽が素敵。RUIの伸びやかに響く歌声、優しい旋律の音楽が映画船体を包み込んでいます。
伏線の引きが巧く、どのカットも「黄泉がえり」の現象を上手く伝えていて、後のシーンで違和感なく登場人物の心情をすんなりと受け止めることが出来ます。RUIの神秘的な存在感。葵の真実。この二人の対照的な存在が、ストーリーに深みを与えていると思いました。
役者陣の顔触れが多彩で、最後まで興味をそそられます。役者それぞれに上手いシーンがあり、相川翔が「黄泉がえり」をした時に店の入り口で山本圭壱を殴り飛ばすシーンは、流石の見せ場でした。そして、数カットしか出ない田中邦衛も「黄泉がえり」をした妻を抱き締める瞬間には、涙が滲みました。
とうとう黄泉がえらなかった俊介をとても切なく思う映画なのですが、反面、人を愛する思いがじーんと伝わって来る映画でもあると思いました。もう一度あの人に会いたい。あの人に伝えたかったことを直接会って伝えたい。それが形になったらどんなに良いだろう。それが実現した映画だと思いました。
冬なのに
投稿日 | : 2003/05/27 15:04 |
投稿者 | : とりこ |
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お盆の映画みたいでした。
平太と葵の恋愛を絡ませながら、ちょっと淡々と進んでいくお話。
黄泉返った人が、奥さんだったり、夫だったり、子供だったり、恋人だったりと観てる人に誰かしら共感できるようになっています。
一緒に観に行った友人は帰り、号泣してました。(お母様を昨年亡くしたばかりだったの(T_T))
そんな、身近な人を想い出させる、お盆のような映画だなーと思いました。
F20!さんの言うとおり、あの曲がステキです〜♪
作品データ