製作：ハーヴ・ベネット　
脚本：ウィリアム・シャトナー／ハーヴ・ベネット／デヴィッド・ローヘリー　
音楽：ジェリー・ゴールドスミス
監督：ウィリアム・シャトナー　
　
ウィリアム・シャトナー／レナード・ニモイ／デフォレスト・ケリー　
ジェームズ・ドゥーアン／ジョージ・タケイ／ニシェル・ニコルス／ウォルター・ケーニッグ　
デヴィッド・ワーナー／ローレンス・ラッキンビル／チャールズ・クーパー

1989年

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一時はこれがシリーズ最終作というふれこみだった。メイン・キャラも年食いすぎだし、若手もいないし、クルーもなかなか出世しないというのもヘンだから、潮時ではあったろう。
監督は「３」と「４」を演出したミスター・スポックことレナード・ニモイへ対抗してか、カーク船長役のシャトナー自身。これも最後なんだからというお祭り気分からか。
ところが肝心のお話がサッパリ。中立地帯の惑星での反乱事件に端を発し出かけて行ったエンタープライズが、なんとスポックの兄（そんなのいたの？）に乗っ取られて神様探しに連れ出される、というもの。なんでこんなお話なのかねぇ。根強い信奉者もいるようだが、概ねファンからも不評らしい。
結局シリーズの幕引きにはこれじゃあんまりだ、と思ったのか次回作が作られることに。シャトナー監督の連投はならずで、その手腕はまだまだ未知数ってことかいな。

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