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「007/ダイ・アナザー・デイ」
投稿日 : 2003/04/13 10:04
投稿者 Excalibur
参照先
監督:リー・タマホリ
製作:マイケル・G・ウィルソン/バーバラ・ブロッコリ
脚本:ニール・パーヴィス/ロバート・ウェイ
製作総指揮:アンソニー・ウェイ
共同製作:カラム・マクドゥーガル
音楽:デヴィッド・アーノルド

ピアース・ブロスナン/ハル・ベリー/トビー・スティーブンス/ロザムンド・パイク/リック・ユーン
ジュディ・デンチ/ジョン・クリース/マイケル・マドセン/ウィル・ユン・リー/ケネス・ツァン
エミリオ・エチェヴァリア/マイケル・ゴアヴォイ/ローレンス・マコール/コリン・サルモン
サマンサ・ボンド

2002年
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シリーズ40周年及び20本目の記念作品
投稿日 : 2003/04/13 10:05
投稿者 Excalibur
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という割に”華やかさ”に乏しいのはどうしたことか。
大体、オープニング・クレジットからして辛気臭い。お約束のアクションてんこもりのプレ・シークエンスは用意されているものの、結局ボンドは任務に失敗。囚われたボンドは過酷な拷問を受けるのだが、これがタイトル・バックなのだ。これじゃあね・・・。
そしてこれが4本目となるピアース・ブロスナン、今回は随分と精彩を欠いている。14ヶ月も囚人だった設定だから元気ハツラツでも困るのだが、”それ以前”のプレ・シークエンスからして幾分か老けすぎ。ブロスナンに決まったときに「これで今後10年の007は大丈夫」と思ったものだけど、こりゃ次回作はかなり不安だ。
対するボンド・ガールは、アカデミー賞女優(!)のハル・ベリー。彼女演じるジンクスはNSAのエージェントで、言ってみれば女性版007。大物女優(?)の起用に関係者も舞いあがったのか、このジンクスを主人公にしたスピンオフ企画も囁かれているのだが、そんなに魅力的なキャラクターか、彼女? 個人的にハル・ベリーには全く萌えないということもあるけれども(苦笑)思ったほど出番も多くなく、むしろキャラが立っているのはもう一人のボンド・ガール、ロザムンド・パイクのほうだ。ボンドと互角に渡り合える女性エージェントとなると、これはもう『トゥモロー・ネバー・ダイ』のウェイ・リン=ミシェール・ヨーに尽きる。どうせスピンオフさせるなら、ウェイ・リン主人公で是非! バリバリの香港映画になりそうだけど。
――と脱線してしまったが、悪役に北朝鮮を持ってきたタイムリーさも必然性に乏しく、CG多用がバレバレのアクション・シーンには著しく興を削がれ、とシリーズ全作はともかく、ブロスナンに替ってからの最近の作品の中ではかなり寂しい出来。口直しに早く次を見せてくれェ!そしてそろそろ現実味を帯びてきた6代目007は誰になるのだろうか???
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