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「12人の優しい日本人」
投稿日 : 2003/10/24 22:37
投稿者 Excalibur
参照先
もし日本に陪審員制度があったら、というシチュエーションで描かれる舞台劇の映画化で、元ネタは勿論『十二人の怒れる男』。本家では11人が有罪を主張するなか、一人だけ無罪を唱える男がいて、やがて全員が無罪を認めるという筋だが、こちらは逆に11人が無罪、1人だけ有罪という図式になっている。そして一時は大勢が有罪に傾いていくが、最終的には無罪になるというどんでん返しが面白い。皆がイラつきだし激昂するが一人だけ冷静な奴がおり(トヨエツ、怪演)、この男がジョーカー的役割を担って物語を引っ張ってゆく。なかなか先読みさせない展開だし、スター俳優は皆無だが個性派揃いの役者陣のぶつかり合いも楽しい。ただそれも、監督の力量というよりは脚本の巧さか。
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作品データ
投稿日 : 2003/10/24 22:38
投稿者 Excalibur
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製作:岡田裕  
プロデューサー:笹岡幸三郎/垂水保貴
企画:成田尚哉/じんのひろあき   
脚本:三谷幸喜と東京サンシャインボーイズ
音楽:エリザベータ・ステファンスカ  
監督:中原俊

塩見三省/相島一之/上田耕一/二瓶鮫一/中村まり子/大河内浩
梶原善/山下容莉枝/村松克己/林美智子/豊川悦司/加藤善博

1991年
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