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「半落ち」
投稿日 : 2004/01/10 15:08
投稿者 F20!
参照先 http://homepage3.nifty.com/HiroMacky/999iroha.html
今日から封切りのこの作品を朝イチで見てきました。

愛する妻を手にかけた、元捜査一課の敏腕警部(寺尾聡)。
彼が自首するまでの「空白の2日間」の謎を追う。
親子、夫婦の情愛。職場不倫、出世競争。
そいて誰にもいつか巡りくる"老い"の受け入れ...。
「あなたは誰の為に生きていますか」
(映画パンフより抜粋)

横山秀夫原作のベストセラーの映画化で、
「半落ち」とは容疑者が一部しか自供していない状態を指す警察用語である。

ある事件をきっかけに様々な人間模様が描かれ、
いろいろなことを考えさせられる内容だと思います。
クライマックスの法廷シーンでは一瞬目頭が熱くなりました。

「あなたは誰の為に生きていますか」

うーん、どうでしょう。自分の為でしょうか?
あまり書いちゃうとおもしろくないので、これ以上書きませんが、
映画館でもすすり泣きとか目頭を押さえている人がちらほらと見られました。

で、森山直太郎の主題歌が頭から離れませんね。
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Re: 「半落ち」
投稿日 : 2005/03/11 14:20
投稿者 久保田r
参照先
 泣いた。泣けて泣けてどうしようもなかった。
 見始めた時は、泣ける映画だとは感じなかった。それが、最後の法廷のシーンで、梶から骨髄移植を受けた青年が志木刑事と一緒に入って来た瞬間に涙が溢れ出た。「病気」「愛」「守るもの」。梶の中にあるこれらのことが解き明かされた瞬間に泣けた。
 この法廷のシーンで吉岡秀隆演ずる裁判官が言っていたように、この映画で描かれている問題(事件)は、誰にも裁けるものではない。夫婦愛、家族愛、引いては命を繋ぐという人類愛まで含まれたこの事件は、「空白の2日間」の謎が解かれるにつれて誰もが考えさせられる問題となって行く。その過程が淡々とだが役者の静かな演技の連続によって心に深く染み入って来て、自分だったらどうするだろう、と、自分自身との向き合いになって行く。梶の真実に触れるにつれ、関係者がみな言葉少なくなっていくのが印象的だった。
 周囲を慮って完落ちしない梶。『半落ち』。ここに梶の語れない真実があるのだと思った。
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