「パッション THE PASSION OF THE CHRIST」
投稿日 | : 2004/05/08 17:30 |
投稿者 | : F20! |
参照先 | : http://homepage3.nifty.com/HiroMacky/999iroha.html |
弟子のユダの裏切りにあって捕らえられたイエス・キリストが、
ゴルゴダの丘で十字架に貼り付けられるまでの話。
真実はどうかは別として、貼り付けられて命を落とした際に起こる地震と、
その後に復活するキリストのシーンなど、キリストに関わる奇跡も多少描かれている。
アメリカで上映された際にショック死した人がいるとか、
この作品を見て犯罪者が自首したという、曰わく付きの作品なのだが、
はっきり言って国民性というか宗教性の違いを感じずにいられない。
私自身、無宗派(というか悪魔教(^^*))なので、キリスト教でないと衝撃が伝わらないのではないだろうか?
また、私が無勉強なのかもしれないが、作品の冒頭でなぜキリストが捕らえられ無ければならないのか、
裁判官?が執拗に罪人にしたてあげたのか、など背景がわからなかった。
ま、歴史映画でもないので、だらだら説明する必要も無いのだろうけど。
メル・ギブソン監督、脚本、製作とあるが主演はしていない。
申し訳ないがキリスト役のジム・カヴィーゼルはじめとする役者さんを誰一人として知らない。
ま、役者目当ての作品では無いので別に構わない。
最後に、この作品を見ると、人間というものの愚かさを感じずにはいられない。
保身のためなのか、本能なのか、いつの時代も何かしら敵を作らないと気が済まないのだろうか。
キリストは、我々愚かな人間の身代わりに処刑されていったように思えてならない。