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「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」
投稿日 : 2004/06/27 22:34
投稿者 Excalibur
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監督:アルフォンソ・キュアロン
製作:デイビッド・ヘイマン/クリス・コロンバス/マーク・ラドクリフ
製作総指揮:マイケル・バーナサン/カラム・マクドゥーガル/ターニャ・セガーチェン
原作:J・K・ローリング
脚色:スティーブ・クローブス
音楽:ジョン・ウィリアムズ

ダニエル・ラドクリフ/ルパート・グリント/エマ・ワトソン
トム・フェルトン/ハリー・メリング/ジュリー・クリスティー
ロビー・コルトレーン/パム・フェリス/マイケル・ガンボン
リチャード・グリフィス/ロバート・ハーディー/ゲイリー・オールドマン
アラン・リックマン/フィオナ・ショー/マギー・スミス
ティモシー・スポール/デイビッド・シューリス/ジュリー・ウォルターズ
マーク・ウィリアムズ/エマ・トンプソン

2004年
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本と映画は別物なんだね・・・
投稿日 : 2004/09/17 22:41
投稿者 みずよ
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1.2作目とは違う監督だから!と期待して見に行った人もいたようだけど、私は期待してなかった。
あくまで本のほうは原作であって、映画はそれを忠実に再現しているわけではない。
そんな当たり前のことを再認識させられた3作目。
恐怖というテーマでよくまとまっているし、絵的にも美しいシーンも多いが、2度3度見たくなるような映画ではなかった。
もっとも、私は2回見てますけど(字幕で1回、吹替えで1回(笑)
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「イタズラ完了!」
投稿日 : 2004/09/07 14:54
投稿者 Excalibur
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封切りから2ヶ月半近く経ち、そろそろファーストランも終了する頃だと思う。まだ見に行っていない人は、そろそろ急いだ方が良いだろう。ビデオ&DVDの発売予定日はまだ告知されていないようだが、従来のペースからするとクリスマス頃だろうか。それまで(映像の)ハリーくんとは暫しのお別れとなりますな。
というわけでもないのだが、ようやく2回目を鑑賞した。今度は字幕スーパー版である。
最初の時は原作との相違点をあれこれ考えながら見てしまっていたのだが、今度は純粋に映画として楽しんだ。原作の大胆な刈込みには批判もあろうが、最近では映画7作(無事に作られれば、だが)通して辻褄が合って、かつ面白く感じさせてくれさえすれば良しとしようという気持ちに変わってきた。というのも次作『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』は本作以上のボリュームの原作を持ちながら、上映時間は同程度。そしてまだ正式アナウンスされてはいないものの、次々作『不死鳥の騎士団』も更にボリュームアップしながら、おそらく同規模での製作になるだろうから(どちらも「前後編で」という声が挙がってはいたが・・・)、今まで以上に切り刻まれ別物にならざるを得ないのは自明の理だからだ。ならば素直に映画として楽しめればいいや、という風に気持ちを切り替えたのだが、反面端ッから映画には期待していないということでもあり、複雑な心境ではある・・・。
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3年目の冒険
投稿日 : 2004/06/27 22:37
投稿者 Excalibur
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元々の原作からして色合いが少々違うとはいえ、監督が替るとこうまで違うものか、と感心した。
音楽のジョン・ウィリアムズは前作からのスライドだけれども、今回はジャズっぽさを押し出して新しい雰囲気作りに貢献。重要なキャラクターも続々と登場して、これは正しく新生「ハリー・ポッター」の誕生だ。

今回のポイントは新登場キャラ。ハリーの両親と因縁浅からぬ関係の人物が3人いる。
先ずはあっと驚く登場の仕方をするピーター・ペディグリューはティモシー・スポール、これは適役だ。『ラスト・サムライ』見た人は彼を覚えているかな。意外な二面性を見せる新任のルーピン先生にはデイビッド・シューリス。原作でのお気に入りキャラだっただけに、『セブン・イヤーズ・イン・チベット』や『タイムライン』を見るにつけ一番懸念してたのだけれども、心配していたよりはずっと良かった。ただ、ファンのイメージ・キャストで挙げられていたユアン・マグレガーで見たかった、という思いは捨て難い。そしてタイトル・ロールの”アズカバンの囚人”ことシリウス・ブラックを演じるのはゲイリー・オールドマン。これは多くの人が納得したキャストなんだろうけど、可も無く不可も無く。個人的にはヴィゴ・モーテンセンを当てたかったところだけど、まあ良いだろう。
他の新顔で驚きなのは、何といってもトレローニー先生役のエマ・トンプソン。これは言われなきゃわからない(言われてもわからない?)怪演だ。ちなみに前作でロックハート先生を、これまた怪演していたケネス・ブラナーは元の旦那さん。2人ともシェークスピア俳優なのにねー。またこれは新キャラではないが、今回からダンブルドア先生役が亡くなったリチャード・ハリスからマイケル・ガンボンに交替。吹替版で見てしまったせいか、違和感は全くなかった。何せ声が同じ永井一郎だからね。これがイアン・マッケランやクリストファー・リーだったら、随分雰囲気違ったろうけど。

前作前々作からのキャストは、ハリーにしろロンにしろハーマイオニーにしろ、子役だから当然成長しているわけだけれども、今回気になったのはむしろドラコやネビルのような脇の子たち。すっかり別人、てな子もいるわけで、今のキャストを果たして何作目まで維持出来るのかかなり気になってきた。面白いのは前作でハリーもロンも声変わりしちゃっていたのに、吹き替え版ではそのままだったのでイメージが持続していたけれども、今回は吹き替えキャストも声変わりしちゃったので、別人に思えることかな。また、マクゴガナル先生もスネイプ先生も出番少なすぎ!今回もスネイプ先生良いとこなしで割り食ってます・・・。

ということで、とりあえずの結論。
前作前々作の映画を楽しみ、かつ原作を読んでいない人にはお勧めです。上映時間も幾分か短くなり、独立した一本の映画として充分に楽しめるでしょう。
反対に原作大好きな人は、見ていて「アレが無いコレも無い」と気になって、楽しむどころじゃないかも知れません。こだわりを捨てて割り切って見ましょう。
でも、重要な小道具である”秘密の地図”、この作成の謂れについて全く触れてないのはどうかと思うぞ。

なお、今回はエンディングにちょっとした洒落た仕掛けが用意してあるので、出来れば慌てて席を立たずに、場内に明かりが灯るまでじっくりと腰を据えていましょう。
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