１９９９年１２月３１日、来るべく次の１０００年間を統べるべくサタンが復活。選ばれし運命の女性を捜し求める。彼女を守ろうとする教会側、人類を救うためには彼女を抹殺するのもやむなしとするバチカンの戦士たち。その三つ巴の抗争の中立ち上がるのが、妻子を失い自暴自棄になっている元刑事のアーノルド・シュワルツェネッガー！
大蛇の化身やら宇宙ハンターやらと戦い、自らも未来から来た殺人アンドロイドに扮したシュワルツェネッガーだから、今更サタンを相手にしたところで驚くべきことではないし、人間の姿をした悪魔が登場する『ディアボロス』や、クリストファー・ウォーケンが堕天使ミカエルを演じた『ゴッド・アーミー』（『プロフェッシー』）という作品もあるくらいだから然程目新しいプロットでもない。ただただ、１９９９年末公開、というタイミングの勝利だ。
が、世紀末を謳い文句にした超大作の割にはあんまりスケールを感じない。比較的小人数の間だけでストーリーが成立しているからだろうか。我々の知らない町の片隅でドンパチやってるだけ、のようにも思えるし。
また役柄のせいもあるが、シュワルツェネッガーも精彩を欠き、サタンの人間体を演じたガブリエル・バーンに食われ気味（如何にもの怪物然としたサタンの正体は興醒めであるが）。
とはいえピーター・ハイアムズはそつ無くまとめているので娯楽作としては及第点。ラストシーンにはちょっと意外な感じを受ける人も多いのではなかろうか。なんせあのシュワちゃんが・・・・ということで。

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毎回、欠かさず観て来たシュワちゃん物。このへんで息切れか、観ないままでした。
う〜ん、相手が悪魔・・・。なんだか、アクション物？？宗教物？？猟奇物？？どっちつかずの感じに（苦笑）
勢いで観ちゃいました。シュワちゃん好きならいいかも（はあと）
ラストが意外でした〜〜(T_T)←不覚にもウルっときた。

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これは、シュワちゃんが来た豪勢な試写会で見ました。
面白かったですけど、ラストは・・・かな？まあ、宗教の違いですね。
これは、妹さんがＣＭに出てます(笑)「シュワちゃんありがとう」とか
言っていたら採用されてしまったようで。

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監督：ピーター・ハイアムズ
脚本：アンドリュー・Ｗ・マーロー
製作：アーミアン・バーンスタイン／ビル・ボーデン
共同製作：ポール・ディースン／アンドリュー・Ｗ・マーロー
製作総指揮：マーク・エイブラハムズ／トーマス・Ａ・ブリス
音楽：ジョン・デブニー

アーノルド・シュワルツェネッガー／ガブリエル・バーン／ケビン・ポラック／ロビン・タニー
ＣＣＨ・パウンダー／ロッド・スタイガー／デリック・オコナー／ミリアム・マーゴリーズ
ウド・キアー／ビクター・バルナード

1999年

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