原作：石ノ森章太郎
脚本：井上敏樹
製作：福湯通夫／泊　戀／早河洋
企画：鈴木武幸／木村純一／日達長夫／竹内淳／永井秀之／福中修
スーパーバイザー：小野寺章
プロデュース：日笠淳／武部直美／宇都宮孝明／松田佐栄子
音楽：三宅一徳
監督：石田秀範

椿隆之／森本亮治／天野浩成／北条隆博
黒田勇樹／三津谷葉子／杉浦太雄
江川有未／竹財輝之助／梶原ひかり
石田未来／山口香緒里／山路和弘

2004年

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今回はTVから4年後という事で、繋がっているようです。
前回のファイズはちょっと引いたけど、今回はそのへんはよかったです。

人物設定も時の流れを感じさせるし。天音ちゃんが反抗期真っ最中で面白かった。
新ライダーのプロっぽいところもよかったです。でも、犯人探しみたいなのが中途半端な気が。
ファイズ同様、最後に大きい敵が出てくるのは、どうかと思うのですが・・・子供は喜ぶのかな。
そして最後はロイヤルストレートフラッシュ(笑)　　スペードが一番強いのも関係あったのかしら。

面白かったけど、勢いだけってッ感じの映画でした(^^;ゞ　
あ、でも橘さんのスーツ＆眼鏡姿が観れたので、良しという事に。
・・・やっぱり台詞が聞き取れないところが多々あったかも（苦笑）

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ＴＶシリーズの４年後を描く劇場用新作。ただ、『アギト』の劇場版はＴＶの外伝と謳いながらも、結局はリンクしない番外編エピソードになったし、『龍騎』劇場版は最終回の先行映画化と言う触れこみだったが、ＴＶとは異なる結末のパラレル世界のストーリーに。劇場版『ファイズ』に至っては、キャラクターとシチュエーションを借りただけの完全なアナザー・ストーリーに最初から仕上げているだけに、これまでの経緯を考えると、これから描かれるＴＶ版の最終回がこの作品の冒頭部分へ素直に繋がるかは微妙である。それに、封印したはずのアンデッドが甦り、一度は戦いを捨てたはずの彼らが再び戦場に赴くという設定は、ＴＶシリーズ終了後ならともかく、放映中は止めて欲しかった。というのも、これからのＴＶでどれだけ大団円が描かれようと、それは失敗だったと言っているに等しいからだが、如何なものだろう。物語の展開も含めて、なんとなく虚しくなる内容だった。それに、これで『仮面ライダー』は４年（４作）連続の映画化だが、ライダー同士の対決にもいい加減飽きてきた。来年も新作があるのかどうかわからないが、もうそろそろ新機軸を打ち出して欲しい。ただ、クライマックス・バトルにおけるブレイド、ギャレン、レンゲルの３人同時変身や、カリスを加えた４人のバイク併走シーン、巨大な敵に対する４人ライダーの総攻撃などは、往年の客演ライダーの雰囲気が残っており、年配のファンには見所だろうか。

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