脚本・監督：ポール・アンダーソン
プロデューサー：ベルント・アイヒンガー／サミュエル・アディダ／ジェレミー・ボルト／ポール・アンダーソン
製作総指揮：ヴィクター・ハディダ／ダニエル・クレツキー／ロバート・クルツァー／岡本吉起
音楽：マリリン・マンソン／スリップノット

ミラ・ジョヴォヴィッチ／ミシェル・ロドリゲス／エリック・メビウス／ジェームズ・ピュアフォイ
マーティン・クルーズ／コリン・サーモン

2002年

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大ヒットした日本製のゲームソフトを、世界観のみ流用して作った”新世代ハイスピード・サバイバルアクション”だそうです。ゲームの設定を知らなかったので、初めはごく普通に（？）女性主役のアクション・ムービーだと思っていたのですが、然にあらず。ホラーとかスプラッターが苦手な自分は、映画館の暗がりを回避し、自宅のブラウン管での鑑賞と相成りましたが、それほどでも・・・。
結局、ホラー映画を期待した人には怖さが足りないでしょうし、逆にアクション映画だと思って見た人は何度か驚かされたのではないでしょうか。ゲームファンを始め、あらゆる観客層を取り込もうとした結果、何とも中途半端な作品に仕上がってしまったようです。おまけに原作ゲームソフトのファンからも、あまり評判良くなかったらしいですし。
それでも低予算（だったらしいです）の割りに、近未来ＳＦとしての監督の絵作りは悪くないですし、ヒロインを演じたミラ・ジョヴォヴィッチのしなやかな肉体も、絵になっております。もう少し彼女にアクション・シーンがあっても良かったかな、とも思いますが、その反面、作品の初めと終りに必然性ナシの彼女のヌードシーンがあるのはファン・サービス？

ところで僕は、ＷＯＷＯＷでやっていた吹き替え版を見たんですが、タイトルは”ＢＩＯＨＡＺＡＲＤ”となっていました（多分ビデオ発売されているものと同じでしょう）。ところが先日ＴＶ放映（フジテレビ「プレミアム・ステージ」）されたものは、あちらでの公開タイトル”ＲＥＳＩＤＥＮＴ　ＥＶＩＬ”だったんですが、そうなると日本向けに原作と同じタイトルのヴァージョンを作ったんでしょうかね。日本での劇場公開版はどちらだったんでしょう？
ちなみにミラの声はビデオ（＆ＷＯＷＯＷ）版は本田貴子、フジ版では岡寛恵。きちんと聴き比べたわけではありませんが、どちらかというと本田貴子の声の方が、ミラ本人の声・イメージにも合致していたように思われます。

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