12才の少女に憑りついた悪魔と、二人の神父との対決を描いたホラー映画で、以後多くの亜流作品を生み出すほどの大ヒットとなった作品。リアルタイムでは見ておらず、後年ビデオで鑑賞。
それにしても、パズス神というのはアメリカではどれほどポピュラーなのだろうか。こんなエジプト系の悪神を持ってこなくても、素直にサタンではいけなかったのだろうか、キリスト教圏なんだし（逆にそれだからこそ？）。しかしそれもこれも日本人には関係ない話。
で、この作品、もう少し宗教臭いかと思っていたら案外そうでもないので拍子抜け。その点、個人的には後追い企画の『オーメン』の方が好み。リンダ・ブレアの怪演と、あの”チューブラー・ベルズ”のメロディは印象的である。

編集

監督：ウィリアム・フリードキン
原作・脚本・製作：ウィリアム・ピーター・ブラッティ
製作総指揮：ノエル・マーシャル
音楽：マイク・オールドフィールド／ジャック・ニッチェ
　
エレン・バースティン／マックス・フォン・シドー／リー・Ｊ・コッブ
ジェイソン・ミラー／リンダ・ブレア／キティ・ウィン

1973年

編集