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「アイアン・ジャイアント」
投稿日 : 2004/12/05 20:56
投稿者 Excalibur
参照先
原案・監督:ブラッド・バード
製作:アリソン・アバト/デス・マカナフ
原作:テッド・ヒューズ
脚本:ティム・マッキャンリース
音楽:マイケル・ケイメン
製作総指揮:ピート・タウンゼント

(声)
ジェニファー・アニストン(日高のり子)/ハリー・コニックJr.(井上和彦)/ヴィン・ディーゼル(郷里大輔)
クリストファー・マクドナルド (大塚芳忠)/ジョン・マホーニー(池田勝)/イーライ・マリエンタール(進藤一宏)

1999年
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子供から大人まで安心して楽しめる良心作
投稿日 : 2004/12/05 20:57
投稿者 Excalibur
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1957年のアメリカ。母親と二人で暮す少年ホーガースは、頭が良くて飛び級してしまったために、友達のいない孤独な少年。そんな彼はある晩森の中で、隕石のように落下してきて記憶をなくした鋼鉄の巨人と出会い友情が芽生える。しかしある事件をきっかけにこのロボットの存在が町に広まり、ロボットが他国からの侵略兵器ではと疑うエージェントによって、遂には軍隊が出動してしまう。実はこのロボットは攻撃を受けると、自動的に恐るべき殺戮兵器と化してしまうのだ。はたして彼ら二人の友情の行方は・・・?
期待が大きすぎたので、涙、涙・・・とはならなかったが、素敵な小品である。友達を必死で守ろうとするホーガスの姿、そして友情と任務の板挟みになって苦悩するロボットの姿には思わず涙腺が緩む。『E.T.』あたりと共通するベタな展開ではあるが、かつてロボットに夢中になった男の子の心を残している人ならば素直に楽しめるだろうし、余計な登場人物もおらず、奇をてらうことないストレートな物語は、『ドラえもん』などが好きな女性にもお薦め。ラストがハッピー・エンドなのも嬉しい。
本作のヒロインといっていいのがホーガスのお母さんだが、このお母さんが若くてチャーミング!アニメーションではなかなか見ないタイプの女性キャラだ。そしてホーガスを手助けするのが、クズ鉄屋兼芸術家のボンクラ青年(いわゆるヲタク系のキャラ)というのも新鮮で、ターゲットは純粋な男の子じゃないなあ(苦笑)。
ただ『ライトスタッフ』もそうなのだが、ソ連が人工衛星スプートニクを打ち上げ、アメリカ人が頭上に脅威を感じているという時代背景(アイアン・ジャイアントをデザインしたジョー・ジョンストンが監督した『遠い空の向こうに』も同じ)は、どうにもわかりづらい。これが理解出来ればもっと作品を楽しめるのだろうが残念である。
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