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「ULTRAMAN」
投稿日 : 2004/12/25 22:14
投稿者 Excalibur
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監修:円谷一夫
製作:円谷英明/久松猛朗/竹内淳/川城和実/近藤邦勝/島本雄二/鈴木暁/原祐二郎
チーフプロデューサー:鈴木清
プロデューサー:吉田剛/渡辺伸吾/久保聡/大岡大介/種村達也/横山真二郎/小松賢志/岡崎剛之
音楽監督:田靡秀樹
音楽:小澤正澄/池田大介/鎌田真吾
脚本:長谷川圭一
音楽監修:TAK MATSUMOTO(B’Z)
フライングシーケンスディレクター:板野一郎
特技監督:菊地雄一
監督:小中和哉

別所哲也/遠山景織子/大澄賢也/裕木奈江/広田亮平
角田英介/佐藤夕美子/隆大介/永澤俊矢/草刈正雄

2004年
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「人は皆、守るべきものがある。」
投稿日 : 2004/12/25 22:15
投稿者 Excalibur
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子供向けではなく一般向けの「ウルトラマン」映画を、ということで作られた作品。そのため従来なら必ず設定されていた防衛組織は排除され、時代設定も現代で主人公も空自の(元)パイロットという現実世界に即したリアルなものに設定された。またこの主人公が、30代半ばで妻子持ちであるという設定も斬新。
物語は初代『ウルトラマン』の現代版リニューアルと呼べるもので、宇宙から飛来した赤い物体と遭遇した主人公がウルトラマンと一体化し、同様に青い物体と遭遇することで怪獣化してしまった存在と戦うというもの。ここまでストレートにオリジナルの『ウルトラマン』をトレースするならば、ザ・ネクスト(最初に出現した怪獣=ザ・ワンに対し、劇中ではウルトラマンはコードネームでこう呼ばれている)のデザインはゴタゴタし過ぎているのが気になるが、これも考えようによっては『ウルトラマン』に遡る企画『科学特捜隊ベムラー』や『レッドマン』の名残と捉えることも出来る(これらの段階では正義の超人というより、人類に味方するモンスターというイメージだった)。
メインの登場人物が揃いも揃って表情に乏しく生硬な演技を見せること、それに音楽が作品と乖離し過ぎている点が大きなマイナス・ポイントだが、意欲作としては評価したい。ただ肝心の一般客にアピールするには至らず、相変らず観客は”チビっ子”と”大きなおともだち”に限定され、しかも客席はガラガラ。にもかかわらず、来冬には第二弾の製作が決定したようで最後に告知が流れるには如何なものか。元々公開予定が二転三転(夏から春に繰り上がったものの結局は年末へ延期)したこと自体が、今現在のウルトラマンが置かれている厳しい状況を如実に示していると思うのだが。
そういえば大義のためとはいえ自衛隊が民間人を拘束、監禁し、あまつさえ発砲するような映画によく協力したものだ。
ところで劇中では全く触れられていないが、この作品は現在TV放映中のシリーズ『ウルトラマンネクサス』のプロローグ編にあたるのだとか。これからTVの方で映画とのリンクが描かれて行く予定だそうである。
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