あの『少林サッカー』のチャウ・シンチーが、満を持してカンフーで日本に殴り込み！とか、
「ありえねぇー！！」とか、
ハッスルキングのプロレスラー小川直也が「ハッスル」を使うのは許さねぇと殴り込み、
試写会を見たら、コロっと方針変換し会場で褒めていた。

とか、封切り前から話題になっていたこの作品。
『少林サッカー』のバカバカしい面白さ以上を期待されているだけに、
チャウ・シンチーの意気込みを感じるばかばかしさ。

でいて、ブルース・リーのオマージュとあるように、
カンフー映画の王道を突き進む作品であることは確かである。
ただし、惜しむらくは主人公（チャウ・シンチー）と幼なじみの女の子の話が中途半端ってところでしょうか。

しかし意外な人物の達人ぶりといい、カンフーアクションとしては面白いかも。
また、要所にコメディを入れている所は飽きさせない。
ＣＧやワイヤーアクションを駆使したところは、『少林サッカー』同様に、
マンガやアニメを実写にするとこーゆー感じなんだろうなと思う。

ま、チャウ・シンチーの次回作があるとしたら、更なる発展に期待したい。

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