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「モスラ3/キングギドラ来襲」
投稿日 : 2005/01/20 22:55
投稿者 Excalibur
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製作:富山省吾
脚本:末谷真澄
音楽:渡辺俊幸
監督:米田興弘
特殊技術:鈴木健二

小林恵/建みさと/羽野晶紀
大仁田厚/松田美由紀
吉澤拓真/篠崎杏兵/鈴木彩野

1998年
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リリーフ続投失敗?!
投稿日 : 2005/01/20 22:56
投稿者 Excalibur
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お披露目となった東京国際映画祭は大入り、公開初日は立ち見も出る大混雑だったそうだが、ちょっと時間を置いて冬休み真っ只中の土曜の真昼間に行ったところ、場内はガラガラ。夕方からは『踊る大捜査線』に差替えられておりました。やはりモスラにはゴジラの代役は荷が重かったってことだろう。三作目で打ち止めは正解である。

今度の舞台は『1』の北海道、『2』の沖縄に続いて日本のど真ん中、富士の裾野。そして対するはあのキングギドラ!! 『1』ではデスギドラなる新怪獣でお茶を濁していたが、『ゴジラVSキングギドラ』の時のように未来人が産み出した紛い物ではなく、正真正銘の宇宙怪獣リターンズなのだ。久しぶりに都市破壊シーンもあり、前二作に比べるとなかなか怪獣映画らしくなっている(その分、スタッフが目指したシリーズの方向性からはかなりずれてるんだろう)。
が、それだからこそ、モスラが(徹底的に痛めつけられはするものの)単独で勝利する姿、というのは何か釈然としない。かつてゴジラ・ラドン・モスラの三大怪獣を向こうに回して戦ったように、キングギドラはハンディキャップ・マッチでこそ映えるキャラクター。初登場シーンもあっけなく(大物らしくもっと大見得切って出てきて欲しい)、鳴き声が別物なのもマイナス。せっかく引力光線使ったり、誕生するシーンがオリジナルへのオマージュに満ちているのだから、ここはやっぱりあの電子音だろうと思うのだが。

ストーリーの方は、もうなんでもありになっちゃってるのでコメントしづらい。三作通してエリアス姉妹の設定に統一感がないとかそういうレベルではなく、お約束のモスラ大変身、タイムスリップとやりたい放題。今更タイムパラドックスがどうこう言うのもバカらしいぐらいだ。誰かどっかで歯止めかけようよ。しかもこのタイムスリップした先の白亜紀のシーンは売りのはずなのに、出てくる恐竜さんがチャチ! まるっきり人形劇で興醒めなのが痛い。
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