完全に藤子・Ｆ・不二雄がノータッチとなった初めての作品。
そのせいか従来と雰囲気が少々違い、正直言って面白い。
結果的にマンネリ打破へとつながったようで今後も期待できそう。
マッハ文朱、早見優、上條恒彦、江守徹らのゲスト出演は異色だが違和感は然程ないし、吉川ひなのが主題歌を唄うのも、特にどうってことはないレベル。
むしろ麻上洋子がイルカを演じていた方が意外な感がある。

が、それよりもなによりも、一番の驚きは音楽担当から菊池俊輔の名前が消えたことだろう。
替っての登板は何故か大江千里。　
しかも演奏が「スロヴァキア国立管弦楽団／ドラえもんフィル・ハーモニー・オーケストラ」とクレジットされている。
これが意外にはまっているのは嬉しい誤算だった。
最近の日本のアニメは、海外のオーケストラと組むのが流行りのようだが。

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